アートメイク forebo
三重・伊勢
アートメイクについて
❶アートメイクとは
皮膚の浅い部分(0.02~0.03mm程)にインクを注入し、着色していく医療行為です。
アートメイクは時間の経過によって徐々に薄まりますが、平均して1~3年程度残存するのでリタッチをする事でより綺麗に維持する事ができます。年齢を重ねると眉毛が薄くなってきて年齢を感じるために若い方だけでなく多くの女性にとって、すべての年齢で有用な手段となります。
通常のメイクと異なり、その間は水や汗をかいても、こすっても落ちないのでメイク直しの必要がなくなります。朝起きてすぐや、お風呂上りなど、スッピンのままでメイク後の姿を維持できるので有用になります。
❷インクが薄まる理由は?
皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層で構成されています。アートメイクでインクを注入する先の表皮はターンオーバーするので、インクは徐々に代謝されて体外へ排出されます。
❸アートメイクと刺青の違いは?
アートメイクは徐々に薄まりますが、刺青は薄まらず永久的に残ります。それは刺青ではインクを注入する先は真皮ですが、アートメイクは表皮に入れるからです。
と言っても、色素を使用するので除去する為にはレーザー等が必要になります。
ですのでデザインがとっても重要です。
❹アートメイクには大きく分けて「手彫り」と「医療マシン」の2つ施術方法があります。
・手彫り
針を用いて手動で細かく線を描き足していく方法です。施術時間は少しかかりますが、ナチュラルで美しい仕上がりに。毛並み感を再現したい眉毛やヘアラインのアートメイクなどで多く活用されます。
・医療マシン
あらかじめ設定されたデザインに沿って、医療針が自動的に描いていく方法です。料金が比較的リーズナブルな上、施術時間が短いのがメリット。デメリットは塗りつぶしたような着色になることです。
❺デメリットや注意点・ダウンタイム等!
毛抜きで毛を抜いた程度の痛みと表現されるような施術中の痛みになります。
当院では海外輸入により国内流通する麻酔クリームより強力な麻酔クリームを準備しています。アートメイクの、およそ施術後~1週間はダウンタイムです。針によって施術箇所が傷ついています。刺激を控え、保湿が必須です。つまり施術後のアフターフォローも重要になってきます。
❻アートメイクの施術は医療行為になります
医師法第17条
針を用いてインクを皮膚に入れ込む施術は、下記の条件のもとで行わなければならない
●「施術者」→医師、または看護師の免許を持つ者
●「施術場所」→医療機関内
クリニックで施術するためにアレルギー等有害事象があった場合には医師がフォローします。
❼アートメイクはすぐに除去できません
肌のターンオーバーを待たずに早く除去したい場合は、専用の除去施術を受ける必要があります。除去にも費用と時間が必要です。なるべく除去が必要ないよう、慎重に考えてから入れましょう。
❽初めてのアートメイクの多くは1回の施術だけだとインクがしっかり定着せず、2回以上施術が必要になることが基本です。リタッチする事でより完璧なデザインに近付けていきましょう。