J.S.バッハ(1685-1750)/シトコヴェツキー編:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
2020年夏にはじめて開かれた「癒しの森の音楽会」では、早朝の森に200名を超えるお客様がお集まりくださり、この森でともにゴルトベルク変奏曲の響きに包まれました。そして朝露がきらめく癒しの森での演奏は今回で3回目となり,もはや“朝もや”は、ゴルトベルク以外は考えられない恒例の曲目になりました。
主題〈アリア〉と30の変奏からなるゴルトベルク変奏曲は、アリアが次々と表情を変えながら—装飾されたり、リズムが変わったり—現れては消え、最後に再び元の姿のアリアを奏して閉じられます。
この作品は、もともと鍵盤楽器のために書かれた作品なので、ピアノ・ソロ用の楽譜が出版されています。もし、どこかでピアノに触れられる機会がありましたら、本公演の思い出とともに、主題〈アリア〉をご自身の指で鳴らしてみてはいかがでしょう。音楽が心と体に迫るような、深い感慨に浸ることができるはずです。