大学ではカウンセリング心理学を専攻し、さまざまな理論や技法を学ぶ中で、とりわけ親子の関係性やアタッチメント理論に関心を持つようになりました。
卒業後は児童養護施設に入職し、子どもたちと生活を共にする中で、日々の関わりが子どもに与える影響の大きさを実感しました。
子どもたちの笑顔が大きな原動力になる一方で、子育ては育てる大人にとっても深く悩み、傷つき、時に苦しむ営みであることを痛感しました。
この経験は、私にとって支援を考えるうえでの原点となり、今も臨床の土台となっています。
その後、私設の発達相談室や地域発達支援センター、保健センター、医療機関、公立学校などに勤務し、乳幼児期から思春期・青年期以降の方まで、幅広く支援を行ってまいりました。2022年からは、東京都内の児童発達支援施設にて、未就学のお子さまから学齢期のお子さまを対象に、プレイセラピーやソーシャルスキルトレーニング、家族支援に携わり、現在もオンラインでの支援を続けています。
環境や抱える課題はそれぞれ異なっていても、どのお子さまやご家族にも、「誰かと一緒に、いまを見つめていくこと」ができたなら、そこから少しずつ、解決の糸口が見えてくることがあると感じています。微力ながら、そのお手伝いをさせていただけたら嬉しく思います。
お子さまとご家族が、より楽に、穏やかに過ごせる日々を重ねていけますように。
臨床では、関係性を大切にしています。
お子さまとお母さま・お父さまとの関係、ご夫婦の関係、セラピストとの関係、
さらには、お母さまやお父さまご自身の子ども時代の親子関係や、友人関係なども丁寧にお伺いします。
人は、「関係性」という環境の中で育ち、変化し、成長していくものです。
お子さまも、育ちを支えるお母さま・お父さまも、あたたかな関係性に包まれながら“今”を見つめていくことが大切だと考えています。
半年先、1年先、そのもっと先の姿を思い描きながら、今日という日を少しずつつないでいく、そんな日々の歩みに、丁寧に寄り添い、伴走させていただけたらと思います。