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※最初に注意事項の説明があります
スマートフォンのセンサーを使って彫刻を作ります
その彫刻をより良くするためにAIと対話します
作った結果をみんなで共有します
作品が気に入った人はその作品にNFTを発行することも可能です
下記の環境があればWindowsでもMacでもOK。
マウス(どんなものでも良いが、ないと操作がかなり難しい)
Rhinoceros (6 以上), Grasshopperがインストールされていること
※持っていない人は体験版をインストールしておいてください(ダウンロード:Applicraft、要フォーム入力)
GrasshopperにgHowlがインストールされていること(ダウンロード:Food4Rhino、要アカウント)
参照:Grasshopperプラグイン: インストール方法について|AppliCraft
Chooch AI Visionにアカウントが作成されていること。無料でOK
(オプション:なくても可)ChatGPTにアカウントが作成されていること。
iPhoneでもAndroidでもOK。コンピュータと同じWifiに接続していること。
ZIG SIMがインストールされていること(Androidの場合はZIG Simulator)。
(オプション:なくても可)Scaniverseがインストールされていること。
自分のPCのIPv4アドレスを取得し、メモしておく。参照:パソコンなどのIPアドレスを確認する|Aterm Station
ZIG SIMを起動し、Settingsタブから以下のように設定する。参照:GrasshopperによるZIGSIM連携|Qiita@consomme
IP ADDRESS欄にPCのIPv4アドレスを入力。
PROTOCOL欄はUDP、PORT NUMBER欄は50000、MESSAGE FORMAT欄はOSCを選択。
MESSAGE RATE欄は10を選択。
ここからGrasshopperファイル(AIWS_Processor.gh)をダウンロードする。
オプション:Scaniverseを用いて自分の周りをスキャンし、そのデータをobjファイルで取得しておく。参照:【非公式】Scaniverseの使い方全てまとめました【iPhone 3Dスキャン】|note@iwamah1
今回はあらかじめスキャンをとってありますので、使いたい人はこちらからダウンロードできます。自分で試すことももちろん有意義ですので、余裕があれば試してみてください。※こちらのモデルはワークショップ終了次第削除してください。
iPhone Pro MaxのLiDARによるモデル(.obj)→モデリングにはこちらのほうが扱いやすいかもしれません
.plyファイルを編集したい場合はSuperSplatが便利です。参考:3D Gaussian Splattingに対応したScaniverseから.PLYファイルをWebにインポートしビュワーとして共有してみた|One Tech Blog
Step 1:ZIG SIMのSensorタブで下記のセンサーを選択し、Startタブに移動する。(これ以外がONでも問題はない)
ACCEL
GYRO
QUATERINION
GPS
MIC LEVEL
この状態でGrasshopperの青いパネルに値が反映されれば通信は成功。
Step 2:GrasshopperのData Recをレコードモード(丸が🔴に変化する)にして値を記録。その横の▶️を押して取得したデータを流す。
Step 3:上記のデータを繋ぎ変え、好みの形を作ってみる。Amplifierを適当にいじるのもよい。
Step 1:Choochにログインし、Image-to-Text Chatを開く。
Step 2:Snipping Toolなどを使って3で作ったモデルを画像化し、以下のようなプロンプトで文章化を試みる。
> これは公共施設の内部に置かれる彫刻のデザインです。どのようなデザインですか。美術家としての視点からその特徴と良いところを簡潔にまとめてください。
Step 3:続けて、下記のようなプロンプトで改良案を検討する。
> あなたは優秀なデザインコンサルタントです。上記の彫刻がより人々に愛されるようにするためには、どのような改良を施すのが良いと思われますか。5点ほど箇条書きにして挙げてください。
Step 4:仮に上記の解答が気に入らない場合、解答をコピー&ペーストしてChatGPTに下記のように問いかけてもよい。
> 現在私がデザインしている彫刻にコンサルタントが下記のようなコメントをしていますが、従いたくありません。これ以外にどのような方向性が考えられるのか、あなた自身が優秀なデザインコンサルタントとなって解答してください。
Step 5:上記を参考にしながら3と4を繰り返し、モデルを改良する(約20分)。
※プロンプトの内容は自由に変更して構わない。
※スクリプトを改変しても構わないが、そっちが主眼ではないのでほどほどに。
準備:完成したモデルをGrasshopper上でBakeする(Group化しておくと楽)。Rhinoceros上で選択できることを確認する(Bakeしないと選択できない)。
Rhinocerosでモデルをすべて選択し、「選択オブジェクトをエクスポート...」を選択
使用しているスマートフォンがiOSなら.usdz形式に、Androidなら.glTF形式を選択して出力
出力されたファイルをスマートフォンに送り、開くことでAR表示ができる
スキャンした空間モデルをRhinocerosで開く
完成したモデルを位置合わせして表示する
3:画像生成AIで共有する
ChoochのImage-to-image機能を用い、例えば以下のようなプロンプトを用いてレンダリングし、その画像を共有する。
> この画像をもとに、都市の中の公園に置かれた彫刻のフォトリアリスティックな画像を作成してください。
※ここではモデルファイルの原点を使用しているが、緯度経度と高さを使って合わせることもできる(SLAM)。
モデルに対してNFTを発行すれば、世界で唯一のアートワークとすることも可能である。
※注:多くの場合(たとえばEtherium環境において)実際にNFTをMintする(発行する)際にはMetaMaskなどのウォレットが必要になること、大半の場合には手数料が発生することを知っておいてほしい。1:すでにウォレット(MetaMaskなど)を持っている場合
NFT Creator Studio, VaiNFTなどの事例がある。
2:ウォレットを持っていない場合、または使わない場合
ここではデモとして、UPBOND NFT DEMOを用いた例を紹介する。
コンピュータとの対話によってものづくりができる:インタラクティブ性、対話(参照:Nicholas Negroponte)
作ったものを連動させることで、実空間と連携したデジタル空間をつくることができる:デジタルツイン、ミラーワールド
デジタルツインには様々な表現方法がある:AR(拡張現実)、VR(バーチャルリアリティ)
上記はすでに特別な職能・専門性を必要としない領域にある。専門家が差別化できる領域とは何か、考えてみよう。
(下記は重要な内容ですので一読し、同意のうえご参加ください)
①実施環境について
このワークショップでは参加者自身のPC・スマートフォンにアプリケーションをインストールして行います。機材の貸出は行ないません。
②成果物について
上記Grasshopperファイルを使用して作成したモデル(以下、成果物)の著作権は参加者に留保されますが、成果発表および関連する研究の目的において使用権を主催者に認めるものとします。なお、発表の際には個人を特定できるような情報は添付しません。
③作業風景の記録について
ワークショップ中の風景は、成果発表および関連する研究の目的に使用するために録画をします。肖像の一部または全部の録画を希望しない方は事前にご連絡ください。
④成果物および録画の利用範囲の限定について
上記に言及した目的以外にデータは使用しません。また、ここで取得したデータを、研究・成果発表の目的に無関係な第三者に共有することは一切ありません。
主催者用メモ
Wifi情報の取得と表示
録画のカメラスタンド忘れずに
アンケートの記入を促すこと
休憩を適宜入れる