2000年に制定された介護保険法。当初民間参入で紆余曲折を経て動き始めた介護保険制度は止まりません。そして2025年度問題は目前です。今後介護関連事業は更に拡大しケアマネジャーの皆様の役割は益々重要性を増しています。

介護度によって制限のある枠組みの中で、最大限利用者様やご家族の希望に沿うよう提案し提供するのは大変なご苦労とプロ意識を感じ頭が下がります。

数年前、私も東京都介護支援専門員の資格を取得しました。しかしすぐに現場で通用するような生易しいものではないことは研修で痛感しました。優秀なケアマネジャーは多くの「引き出し」を持ち、経験に裏打ちされた知識や豊富な情報網でどんな困難事例でも対処されています。

さて、当院からご提案がございます。

介護認定に沿って作成するサービスプラン（ケアプラン）の枠がいっぱいになり利用者様のニーズに十分にお応えできない場合に、リハビリ分野の一部を健康保険に頼ってはいかがでしょうか。ケアプランを変えることなく“横出しのサービス”の発想です。脳血管障害後遺症や術後後遺症、難病などにより通院困難な方が対象ですが介護認定特定疾患であってもお役に立てるものもあります。当院が施術をすることにより疼痛部位の緩和や関節可動域の拡大、四肢の拘縮、顔のこわばりの緩和が期待できます。結果としてADLの維持・改善に繋がります。

利用者様の自立支援のため、介護事業者様へより良い提案をさせて頂きます。どうぞお気軽にご相談ください。