あらたま企画
南九州の方言で語る
石牟礼道子さんの世界
朗読会「苦海浄土」 くがいじょうど
石牟礼道子(「苦海浄土」わが水俣病) より
とき/2024年 9月23日 (月) 18時〜 (開場60分前) ※終演予定19:00
ところ/古民家カフェと宿 大きな玄関 長野県上伊那郡中川村片桐3230−3
料金/前売り1,000 円 /当日 1,200 円 ◎15歳以下無料
朗読/飯田美千香
《あらすじ》1964年秋、「わたくし」は江津野家を訪れる。一 家は老夫婦と一人息子、その子供(男児三人)の六人家族。次男・杢太郎少年は胎児性水俣病で体が不自由だった。「爺さま」は「わたくし」に心を許し、「あねさん」と呼んで語り出す・・家族や会社のこと、かつて豊饒の海で漁をし、舟上で獲りたての魚を食した栄華と喜び、そして孫・杢太郎に寄せる思いを。
作品「苦海浄土」は作家石牟礼道子が地元熊本で起こった水俣病事件を、水俣の豊饒の海で生きた地元民の目から描いた小説です。作者の感性、そして言葉の深さ、それは石牟礼さんが幼少期からの暮しと豊かな自然の中で育まれていったのではと思うのです。その南九州の豊かな語り言葉を、同じ南九州で生まれ育った飯田美千香が朗読し、より言葉の深さを味わってもらえればと思います。
【主催】あらたま企画
【企画・構成】宮﨑太郎
【映写】伊藤敦
【ご予約・お問い合わせ】
090 -7266 -1418(たろう屋)
《出演者紹介》飯田美千香/パフォーマー。「百鬼ゆめひな」という屋号で、自作の等身大人形や仮面を用い、基本セリフの無い独特の一人劇で、国内外で活動している。故 岡本芳一「百鬼どんどろ」の継承者。人形神楽師として様々な神社で奉納演舞も行っている。今回は人形を持たず言葉での表現に初挑戦。深く人の心に棲む様々な想い― 祈りや願いを創作の源にしている。鹿児島出身。信州伊那谷在住。
★百鬼ゆめひなサイト https://www.yumehina.com/
〈予約・問い合わせ先〉
たろう屋・野菜と自然食品
移動販売から始めた野菜&からだが喜ぶ食材、雑貨、本の小商い「たろう屋」は中川村にあります
当面の営業時間は全て夕方6時まで
水曜、木曜、金曜、土曜、日曜/午前11時〜6時
月曜/午後2時〜6時
※定休日/火曜日
上伊那郡中川村片桐2877-4
Tel 0265-88-4111 店主:宮崎太郎