揺るぎない「決断」
速やかな「実行」
揺るぎない「決断」
速やかな「実行」
6月議会の一般質問を受け、出馬を表明いたしました。
その冒頭部分を書き起こしたものを以下に掲載いたします。
(右下のVを押すと展開します)
私の政治家としての姿勢の原点は私が政治の師と仰ぐ、今は亡き山中貞則先生から若かりし頃に言われた言葉にあります。
それは、先生とともに、私も初めて口永良部島に赴いた昭和57年5月、第二太陽丸初航海の時、船上で私を呼び「青年、この島を見てみろ。この島にこそ政治の原点があるんだ。」というものでした。
私はこの言葉の意味を「政治とは弱い者のためにこそ、また弱い地域のためにこそ、その力を果たすべきものである。」と受け取りました。この思いは今の今まで、そして政治に関わり続ける限り、今後も決して忘れることはできません。
屋久島町長として、この12年弱を振り返ってみますと、公約でもありました入島税の導入について、幅広く、新たな財源を確保する手法等を検討し、他の地域での事例や収納コスト、地域経済への影響を配慮した結果、山岳部の環境への負荷を与える登山者に負担を求める入山協力金制度を導入するとともに、バスチケットに賦課し収納率も向上する工夫を行いました。
他に、
・利用調整による環境保全の代替として、全国市町村では初となる公認ガイド制度を創設するとともに商標登録を行い、町を挙げて屋久島ルールへの取り組み
・本庁舎の位置を決定し、林業振興につながる木造庁舎の建設
・後年度の住民負担も考えながら取り組み成就した、屋久島島内への光ファイバー敷設
・100人のためにそこまでの費用をかける必要があるのかという意見もありながらもやり抜いた、口永良部島への光ファイバー敷設
・出来っこないといわれながら必死に取り組んできた屋久島空港の滑走路延伸
・口永良部島新岳の噴火災時において住民安全を確保するために下した、いち早い全島避難の決断
・新型コロナ感染症の検査体制迅速化を図るためPCR機器の早期導入
・町内小中学校普通教室へのいち早いエアコン設置
・高校通学バスの保護者負担低減助成
・高校生までの医療費負担ゼロ
・本年度からにはなりましたが、第2子以降の給食費無償化や子育て支援センターの開設
・高齢者等への定期路線バス定額負担制度
・有人国境離島法においては、地域指定を外れる状況下にありながらも様々な方々のお力添えをいただき指定地となり、海上輸送コストへの助成や離島カードを使った旅客運賃への助成確保
・移住定住のための家賃補助や住宅取得改修への助成
以上のようなことを代表的な施策として行ってまいりましたが、まだすべての町民の皆さんに満足していただけているとは思っていません。
しかし振り返れば、これまでの政治的判断として実施してきた施策は、自らの政治信条としてきた「政治は弱い者のためにこそ、弱い地域のためにこそ」という私の信念を形にできてきたものと思います。そこには多くの町民の皆様のご支援があったればこそ、と感謝を申し上げます。
また、3期6年にわたり務めさせていただきました全国離島振興協議会会長の責にありましても、私たちの島よりも条件不利の地域・離島の問題解決への取り組みも先の信念を持ちまして、141人の首長の先頭に立ち、手を携えながら活動を続け、離島振興法のより良い改正延長へと力を尽くすことができました。
しかし、今期においては自らの不明、不徳により旅費精算の不備を指摘され、役場組織としても旅費取扱の甘さを露呈する結果となりました。また、口永良部島における水道工事の遅延に関するミスにより補助金の返還を求められる事態を招いてしまい、町民の皆様には大変なるご心配、ご迷惑をおかけしてしまったことに対しまして、深くお詫びを申し上げる次第です。
再発防止策につきましてはそれぞれに対策を打ち、二度とこのようなことが起こらないように取り組みをしてきているところでありますが、役場機構、人事についても更なる検討が必要ではないかと考えております。
さて、私は4年前の町長選挙において行政組織の長として、町民の皆様から大きな叱責をいただく結果となりました。
新聞報道などによると町長は辣腕を振るいすぎたとか、役場が町民を向いていないという評価が選挙の結果として現れたのだということでした。
私自身は決断し、実行することを旨としておりますが、決して辣腕など振るうべくもなくしっかりと状況判断をし、納得を頂いたうえで事を進めているつもりでありましたが、町民にそのように映っていたとすれば甚だ遺憾であり、私、そして役場職員のコミュニケーション不足と反省をいたしました。
また役場が町民を向いていないとの評価については、私自身「餅は餅屋との思いもあり」行政運営は専門家である職員に委ねる部分が多かったのも事実でありますが、餅屋の餅が顧客である町民の嗜好を考慮しないような味付けになってしまっていたとすれば大きな反省が必要であり、しっかりと町民を向いた役場行政の在り方を示していかなければならない、と考えています。
職員からすれば、そんなことはないとの声も聞こえてきそうですが、町民がそう感じているのであればそのことにしっかりと耳を傾け、町民の信頼に応えていかなければならないと考えております。
しかしながら今期4年にあっては、先に述べた不始末や未曾有の大災害というべき新型コロナ感染症の猛威の前に、なかなか物事を推し進めることができず、様々な困難の中で自らの進退を悩む日もありました。
そんな時「耕治、わー何のために政治を志し、町長になったとか。まだやることがあるやろが」と叱責し、励ましてくれる先輩もいました。また、私のこれまでの政策を評価していただき「もう少し頑張って未来への道筋をつけてくださいよ」とおっしゃっていただける方もありました。本当にありがたい限りであります。
この12年間近く、町政を預からせていただいた者としての責任の取り方として、私にとっては厳しい道かも知れませんが、町民の皆様からの「信」がいただけるのであれば再度町長として、今期にやるにやれなかったこと、また今期の反省を踏まえ、町民と共にある行政運営を目指したい。
町長も役場職員も町民もすべては町民の幸せのために働く、そんな当たり前の、自然も生活も心も豊かな屋久島町を作っていく覚悟を定めました。
経済的な繁栄も当然必要ですが、わが町の最大の資産はこの類まれな自然と人にあると思っています。その自然があるからこそ私たち町民は生かされているのです。自然はかけがえのないものです。そこに屋久島の在り方があり、それが未来への責任に通じています。
先人の知恵に学び、未来への道筋をつけていく。このことは今の私の世代だからこそできること、且つ、やらなければならないことであり、その責任が私にはあると考えています。
町民の中には世代交代への期待もあるかも知れませんが、若さとは何か、老いとは何か、経験とは何か、それぞれに考え方はあると思います。私はこれまで一日一生の思いで事に当たってまいりました。そういった意味では、老いも若いも関係ないと思っていますし、これまでの経験を踏まえて政策を実現していくための人的ネットワークも、おかげさまで持つことができています。
そして、私の愛郷心及び政治への情熱は、私が町長を目指した時と全く変わっておりません。
故に本日ここに、次期町長選挙への出馬意志を表明いたします。
・医療費乳幼児無料
➡︎ 段階的に無料枠を拡大 ➡︎ 現在は高校生まで無料にしました。
・通学バス料金
距離に応じていた加算されていた料金を一番安い4,000円に統一しました。
・給食費
第二子以降無料が実現。今後は第一子の無料も目指して調整中です。
・離島航空割引カード
2017年4月に施行された有人国境離島措置法により、航路・航空路運賃が安く利用できるようになりました。また、輸送コスト支援も兼ねているため、運送による物価上昇を抑止している側面もあります。
ただこの法案は10年間の時限立法なので更新できない場合は通常運賃に戻ってしまいます。
・光ブロードバンドの整備
維持費や修理費の負担がない民設民営の一次負担金にも補助金が出るよう働きかけました。それが実を結び民設民営にも補助金が出ることになり、また口永良部島での敷設に一部批判がありましたが、同じ町内間で格差が生じないよう2020年4月から徐々に町内に光回線が拡大しました。
フリーWi-Fiスポットを島内に設け観光客の利便性向上も目指して今後拡大予定です。
・フェリー太陽II新造
高齢者の方々に配慮したエレベーターや横揺れ軽減機能などを備えたフェリー太陽IIが新造され、2021年3月26日に就航しました。
・屋久島町本庁舎建設
合併協議で決めた「新庁舎は町境近辺」に基づいて小瀬田地区に、地域資源の有効活用と新たな産業の展開を求めて、総地杉づくりで新庁舎を建設しました。
落成年の令和元年度には、全国木材優良施設コンクールで内閣総理大臣賞を受賞し、現在は島内外からギャラリーやセミナーなどで利用され、屋久島町の新たな名所として認知されています。
・エアコン設置
町内すべての小中学校、全普通教室にエアコンを設置しました。
他の特別教室にも順次導入を進めています。
・屋久島空港拡張に向けて
様々な方向から働きかけ、県の環境アセスメントを終えたところまで来ました。
ジェット化までもう一踏ん張り。
・財政健全化
本庁舎や光ブロードバンド、町営船新造など大きな出費がありましたが実際のところは町の借金は減り、貯金が増えています。
あらきこうじが町長になる以前の経歴
宮浦小・宮浦中学卒業
屋久島高校卒業(S43年)
亜細亜大学卒業(S47年)
職歴:飲食業・民宿業
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦2391-1
電話 : 0997-42-0044
FAX : 0997-42-2478
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