Requiem Series

Requiem（レクイエム）は、古くは鎮魂歌ともいわれていました。鎮魂とは本来、体内にある魂を落ち着かせ、静めることであり、生きている者に対する言葉でした。爆発しないように、壊れないように、飛び出そうとするものをそっと押さえる……。

制作する中で、少しずつ自分の魂が静まっていくように、見てくださる方の魂も少しでも穏やかになれたら、という思いで続けている木版画シリーズです。

Neko Series

大好きな猫たちをシンプルに表現した小さな木版画作品です。Image Size が10 cm×10 cm のコンパクトサイズで、手に取りやすく飾りやすいことから多くの方に親しまれています。猫好きの方へのプレゼントとしても人気です。

Memories Series

木版画という伝統的な技法を用いながらも、一見してそれと分からない独自の表現を探求したSeriesです。水分を多く含んだ色彩を重ねることで、水彩画にも似た柔らかな深みと独特の滲みが生まれます。

記憶の断片や夢の残像のように、曖昧で儚く、それでいて確かに存在する物語を表現しています

Others

私の作品は、余白を『息づく空間』と捉え、重視しています。 この余白が生み出す静寂が、言葉にならない物語を伝え、観る人の想像力を豊かにします。 

余白とモチーフの調和を通して独自の世界観を表現し、 作品が皆さんの心に静かな波紋を広げ、内なる世界への扉を開く鍵となることを願っています。