理学研究科 数学専攻と情報科学研究科 数学教室の交流・研究交流を目的としたセミナーです。講演者の方には分野の異なる参加者にも伝わるよう、研究の背景や問題意識から紹介していただきます。学部生・大学院生をはじめ、関心のある皆さまの広いご参加をお待ちしています。
日時:月1回(120分程度)
場所:東北大学 理学研究科 or 情報科学研究科の教室
主な内容:
セミナー(約90分):学内外の講演者1名による、専門外の人でも楽しめる入門的な講演
交流(約30分):質疑応答や自由な雑談・情報交換
対象:数学・情報に興味のある学生(学部生・院生)・教員・研究者
交流会後には懇親会も予定しております。
また、交流会で講演してくださる方を募集しております。自薦・他薦を問わず通年で募集しております。
ご提案いただいた内容は交流会運営にて随時拝見し,個別に講演日時や内容のご相談・ご連絡をさせていただきます。
講演者推薦フォーム:https://forms.gle/tdQ7v6LeDbHdLP3B6
日時:11月27日(金) 16:30~18:30
場所:東北大学 大学院理学研究科 数学系研究棟(H31) 305号室
講演者:菅野 隼 (東北大学 理学研究科 数学専攻 PD)
題目:ゼータ値の不思議と多重ゼータ値入門
講演概要:
リーマンのゼータ関数は、リーマン予想でその名が広く知られているが、その整数点での値(ゼータ値)もまた、古くより興味の対象となっている。このゼータ値を一般化した多重ゼータ値は、素朴な定義でありながらも、非常に豊かな構造を持ち、さまざまな観点から研究が展開されている。本講演では、リーマンゼータ関数の整数点での値にまつわる不思議な現象を、オイラーの洞察に基づいて観察することから始める。その後、多重ゼータ値の研究における基本的性質や未解決問題(積公式、線形関係式、モジュラー形式との関わりなど)について、研究の歴史と共に紹介する。時間が許せば、多重ゼータ値の関数類似に関する講演者の結果についても紹介する。
懇親会参加登録(締め切り 11月20日(金)):https://forms.gle/tTEvpNSUPofB68Zs5
tohoku.math.info.gathering[at]gmail.com