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会誌「蟻」投稿規程 (2022年8月6日改訂、2023年6月5日修正)


 会誌「蟻(ARI, Journal of the Myrmecological Society of Japan)」は, 原著論文, 短報,総説,解説,資料,意見, 記事, 雑録等を電子版として掲載する.投稿原稿が原著論文の場合は1名のレフェリーによる査読を受け,査読結果ならびに編集委員会の意見を参考にして編集委員長によって掲載の可否が決定される.掲載後,著者にはPDFファイルを無料で配布する.投稿の際には, 下記の点に留意して原稿を作成されるようお願い申し上げる.

 

基本書式および原稿の投稿

1.文章はA4版の横書きとし,Microsoft Office Word(MS Word)で作成・保存する.和文中のローマ字と数字はすべて半角で書く.「①」、「Ⅷ」等の特殊文字・機種依存文字は使用しない(ローマ数字は通常のローマ字大文字で表記).和文原稿のテンは「,」マルは「.」(どちらも全角).和文原稿本文中の括弧は全角(学名部分を除く),参考文献中の括弧は半角を用いる.編集はWindowsで行っており,著者による版下の作成は歓迎する 本会HPより版下用のテンプレートの入手が可能).

2.図や表は1つずつ別ファイルとし,著者名と図表の番号をファイル名に明記する. 原図はJPGとして作成・保存する(図中の番号等は図に直接記入する).表をExcelで作成する場合には,A4版で印刷されることを考慮して作成し,Wordファイル上で保存する.

3.図の説明と表の説明は原稿末につける.図は図1. 図2. あるいはFig. 1. Fig. 2. の表記を用い,Plate 1.やPhoto 1. などは使わないこと.表は表1. 表2. あるいはTable 1. Table 2. を用いる.

54.原稿と原図はメールで投稿する.その際,10MBを超えるファイルは受け付けられないため,圧縮ソフトやファイル転送サービス等を利用すること.著者がメール環境にない場合は,USBメモリー,CDあるいはDVDディスクに原稿と原図を入れて編集委員長へ送るか,プリントされた原稿と原図を編集委員長宛に2部を郵送する.この際には,電話や住所を含めた詳細な連絡先を明記する.USBメモリーや原図の返送を希望する場合は,宛名を明記し,返送用切手を貼った封筒を同封すること.

5. 投稿原稿の著者は,1名以上が本会会員でなければならない.ただし,編集委員会が会員外の著者に依頼した場合や承認した場合はこの限りではない.

 

総説・原著論文・短報

 和文か英文による原稿を受けつける.和文原稿の場合,表題,著者名,所属機関とその所在地または本人住所,英文表題,英文著者名,英文による所属機関とその所在地または本人住所,英文摘要(Abstract), 7語以内の英文キーワード(Key words),和文摘要,本文および謝辞,引用文献の順に記述する.

 英文原稿の場合,表題,著者名,所属機関とその所在地または本人住所,摘要,キーワード,本文および謝辞,引用文献の順に記述する.

 著者が複数で所属機関が異なる場合には,和文原稿,英文原稿ともに氏名の右肩に番号あるいは記号を付記し(1), 2) など),それに対応する番号を所属機関とその所在地または本人住所の左側に記す.

 

1. 生物名の学名はイタリック(斜体)とし,和名はカタカナ名とする.

2. 本文中での文献の引用は次の形式で行う.複数論文の引用の場合,年号の古いものから並べる.

著者が1名の場合:素木 (1910, 1912), Wheeler (1943a, b), (三宅, 1931, 1933; Forel, 1932a, b)

著者が2名の場合:進士・横山 (1946), Mayr & Smith (1895), (Santsch & Janet, 1905; 鹿野・佐々木,1912)

著者が3名以上の場合:桑名ら(1932), Wasmann et al. (1935), (江崎ら, 1935a, b; Eidmann et al., 1945)

3. 引用文献は著者のアルファベット順とし,著者内では単著を先にしつつ年代順とし,以下のような形式で記す.雑誌名はフルネームで示し,省略しない.著者名は全員を記入する.同一年発表の文献が複数ある場合は,本文中の引用と対応出来るように発表年にa, b, c, をつけて区別すること.巻数は太字で示し,号数は括弧くくる.各巻が通し頁でない雑誌の場合は,巻の次に括弧で号数を示し,論文の掲載個所が特定できるようにする.

<単行本>

常木勝次, 1950. アリの生活.224 pp. 講談社北海道支社,札幌.

Wheeler, W. M., 1910. Ants: their structure, development and behavior. 663 pp. Columbia University Press, New York.

<分担執筆論文>

東 正雄, 1977. 蟻科.伊藤修四郎・奥谷貞一・日浦 勇(編), 全改訂版原色日本昆虫図鑑 下巻: 319-324. 保育社, 東京.

Abe, T., M. Nakamori & K. Uezu, 1976. Fauna and density of a coastal limestone area in Okinawa Island. In Ikehara, S. (ed.), Ecological studies of nature conservation of the Ryukyu Islands, (II): 113-120. University of the Ryukyus.

<雑誌>

矢野宗幹, 1910. 日本産蟻類に就きて.動物学雑誌, 22: 416-425.

久保田政雄, 1965. 日本産アリヅカムシ覚書.蟻, (1): 1.

浅野貞夫・小原 斉, 1950. 房州のアリ(1).採集と飼育, 12(1): 2-6, 19.

Wheeler, W. M., 1906. The ants of Japan. Bulletin of the American Museum of Natural History, 22: 301-328.

Wheeler, W. M. & J. W. Chapman, 1925. The ants of the Philippine Islands. Part I, Dorylinae and Ponerinae. Philippine Journal of Science, 28: 47-73.

 

解説,資料,意見, 記事, 雑録等

 総説・原著論文・短報の執筆要領に準じるが,摘要ならびにキーワードは省略して構わない.さらに,和文による原稿では,英文表題,英文著者名,英文による所属機関とその所在地または本人住所も省略可とする.

 

 

生物多様性条約(CBD)

 生物多様性条約(CBD)の遺伝子資源へのアクセスと利益配分(ABS:Access and Benefit-Sharing)に基づき,遺伝資源の利用に関する国際的な法律や,標本を採集した国の法律を適切に順守すること.海外の遺伝資源を用いた場合,原稿にはABSを正しく遵守していることを示す適切な証拠(公文書の番号,担当した現地機関の名称など)を記載すること.

 

命名法的行為を含む原稿

 命名法的行為を含む原稿は,掲載が決定した段階で著者がZooBankへの登録を行う.付与されたZooBank LSIDは,各論文の1ページ目に明記される.

 

著作権および報文の転用

 「蟻(ARI, Journal of the Myrmecological Society of Japan)」および「Memoirs of the Myrmecological Society of Japan」に掲載される著作物の著作権は,日本蟻類研究会に帰属する.図表を含む著作物の一部あるいは全部の転載は事前に編集委員長の許可を受けることとする.

 本会著作物に掲載される著作物において,他の出版物から転載する図表を含む著作物は,投稿前にその使用に関する著作権者の認可を受けることとする.

*投稿する原稿および編集に関する質問の連絡先

編集幹事 佐藤俊幸

〒183-8509

東京都府中市幸町3-5-8 東京農工大学農学研究院

電話:042-367-5629 Fax:042-367-5628

メール:tsatoh "アットマーク" cc.tuat.ac.jp

※以下のアドレスにも同時にお送りください.

terayama "アットマーク" fa2.so-net.ne.jp (寺山) 

会誌「蟻」バックナンバー

リンク先からPDFファイルをご覧いただけます

No.01 1965年05月01日発行


No.02 1965年10月20日発行


No.03 1966年06月25日発行


No.04 1966年10月20日発行


No.05 1968年12月30日発行


No.06 1974年12月30日発行


No.07 1976年05月01日発行


No.08 1977年08月01日発行


No.09 1980年07月15日発行


No.10 1982年10月01日発行


No.111983年08月16日発行


No.12 1984年05月01日発行


No.13 1985年06月01日発行


No.14 1986年01月31日発行





No.15 1987年10月10日発行


No.16 1988年10月10日発行


No.17 1994年04月30日発行


No.18 1994年05月30日発行


No.19 1995年07月31日発行