開催趣旨
背景画像 牙製婦人像(7∼8世紀) 網走市最寄貝塚出土(道立北方民族博物館蔵、佐藤雅彦氏撮影)
背景画像 牙製婦人像(7∼8世紀) 網走市最寄貝塚出土(道立北方民族博物館蔵、佐藤雅彦氏撮影)
北海道文化遺産活用活性化実行委員会は、文化庁文化芸術振興費補助金(地域文化財総合活用推進事業)の交付を受け、「地域の文化遺産次世代継承事業」を推進しております。
このうち、普及啓発事業の一つとして、北海道の歴史・文化の特性を強く反映した文化財類型を選び、その内容と価値を総合的に紹介する「フォーラム」を開催し、地域の文化遺産の特徴に対する道民の理解と関心を深めることに取り組んでおります。今年度のフォーラムでは2019・2020及び2022年度に続き、北海道東北部を中心に今も大規模な竪穴住居跡群を残す古代の集落遺跡を取り上げ、それを生み出した北海道に固有の歴史的経緯についての啓発を図ることとしました。
6∼7世紀頃、オホーツク海をはじめ北日本の沿岸に現れた「オホーツク文化」はこの地域の先史文化の中でも強い個性を示し、アジアの北東部から広がった古代の海洋世界の姿を反映しています。今回のフォーラムではこの異色の文化をテーマに据え、その内容を雄弁に物語る各地の遺跡の内容をご紹介して、私たちの住む北海道という地域に固有の歴史を示す文化財の価値への理解を深めたいと思います。
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