研究室のホームページをWiki で運用しようと思い立つ。いろいろ調べたところMediaWikiがよく使われていそうだったので、試す。
まず、ftp用のソフトとしてFileZillaをインストールする。
http://filezilla-project.org/
次に、File> site manager で、必要な情報を入力する。しばらく再試行を繰り返していたが、通った。
ここからインストール作業に入る。
http://qwik.jp/wikibana-gihyo/MediaWikiSample.html
公開前にMySQLDBの準備が必要、とのことだが、これは最初からセットアップされているようなので、次のアップロード作業に移る。 Wikiの本体をダウンロードする。
http://qwik.jp/wikibana-gihyo/MediaWikiSample.html
こちらの端末で展開した後、アップロードする。これは特に問題なし。
次に、configファイルの属性を変える。最初ftpで入ろうと思ったらどうもうまく行かない。どうやらFilezillaを用いたアップロードにしか対応していないようだ。このプログラムから属性変更はできるのだろうか?
結局、ウインドウ中でconfigフォルダを選んでからコマンドクリックすると「パーミッション」というメニューが出てきたので、こいつでファイルパーミッションを変更する。
で、Wikiのセットアップはホームページから、とのことだったので、Firefoxでプロキシ設定の自動スクリプトを
http://hps3.iimc.kyoto-u.ac.jp/proxy.pac
に変えてやって
http://www.anat1.med.kyoto-u.ac.jp/
としたら一応アクセスできるようになった。Wikiのインストールのホームページに入ったので、必要事項を記入する。
データベースのパスワードが見つからなくて焦ったが、.oogataというファイル内に記述してあった。これで一応動くようになる。
ただ、これだとアクセス時にmediawiki-1.14.0/が入るので、一度インストールをやり直す。
新規のページを作るには
[[新規ページ]]
と書いてどこかのページにリンクを作ってから飛ばないといけないらしい。また、横の「案内」の部分の修正をどうするのかがよくわからなかったが、
特別ページ->システムメッセージの一覧->sidebar
から修正できた。
画像ファイルのアップロードは普通にできるのだが、他のMathematicaノート等のアップロードがどうもできない.結局LocalSettings.phpに
$wgMimeDetectorCommand = "file --brief --mime";
を入れたら普通に動くようになった。
...
で囲む.
新規アカウントの作成を制限するため、LocalSettings.phpに
$wgGroupPermissions['*']['createaccount'] = false;
を入れる。
http://www.mediawiki.org/wiki/Manual:Preventing_access/ja#.E3.82.A2.E3.82.AB.E3.82.A6.E3.83.B3.E3.83.88.E4.BD.9C.E6.88.90.E3.82.92.E5.88.B6.E9.99.90.E3.81.99.E3.82.8Bより。
他のグループのホームページと別に運用するため、
http://www.anat1.med.kyoto-u.ac.jp/wiki/
でWikiを運用するように設定を変更する.
作業の流れとしては
public_htmlフォルダの下に/wiki/フォルダを作る
中でWikiを展開して動くようにする
データベースの内容を転送する
となる。一番下に関しては、データベースを指定するだけできちんと動くようになった.要はデータが保存されているのはMySQLで、そことMediaWikiをきちんと接続すれば良い、という事らしい.
画像データはimagesフォルダを上書きしておいて
$wgEnableUploads = true;
$wgStrictFileExtensions = false;
$wgFileExtensions[] = 'doc';
$wgFileExtensions[] = 'docx';
$wgFileExtensions[] = 'xls';
$wgFileExtensions[] = 'pdf';
$wgFileExtensions[] = 'zip';
$wgFileExtensions[] = 'nb';
$wgMimeDetectorCommand = "file --brief --mime";
とする。
また、どうもただ昔のimageフォルダをコピーしただけだとリンクが切れてしまうので、
$wgHashedUploadDirectory = false;
としたら一応動いた.ただサムネールが変なところについてしまっている.いろいろといじっていると、どうやらimage/thumbの中の一部のファイルが転送されていないようだ.
FileZillaの方で、ファイル/サイトマネージャ/文字セットで、UTF-8を強制的に使うようにして転送したらなおった.
セミナー告知用のポスターをよくアップロードしていたのだが、「内部処理エラー」が出てアップロードできない事があった。どうもディレクトリ間でファイルを転送できない事でエラーになっていたのだが、
images/の下のarchive、thumb、tempというディレクトリのパーミッションをすべて777にしたらエラーが出なくなった.(FileZillaで、ディレクトリを選んでオプション−クリック)
「会話」ページに、スパムが大量に送られていることが判明する.ユーザー権限の設定を調べてみると、デフォルトで匿名ユーザーが「会話」ページに書き込むことができる設定になっている.LocalSettings.phpの中で
$wgGroupPermissions['*' ]['createaccount'] = false;
$wgGroupPermissions['*' ]['edit'] = false;
$wgGroupPermissions['*' ]['createpage'] = false;
$wgGroupPermissions['*' ]['createtalk'] = false;
と設定した.まだ時間が経っていないので確認できていないが、新規ページの作製と編集は出来なくなっているはず.
管理者でログイン後、変更したいページから「保護」または「保護解除」のリンクをクリックする。編集・移動の各項目についてプルダウンリストから設定したい保護レベルを選択し、「確認」で変更できる。