高水準の数学的リテラシー教育研究会
Research Group on

Advanced Mathematical Literacy Education

高水準の数学的リテラシー教育研究会

本研究会は、大学における「現実世界で数学を活用する能力の育成」を目的とする教育の研究に継続して取り組んでいます。「現実世界で数学を活用する能力」は初等・中等教育ではしばしば「数学的リテラシー」と呼ばれ、OECDのPISA調査による国別比較が有名です。本研究会が掲げる「高水準の数学的リテラシー」とは、この「数学的リテラシー」を大学レベルに延長したものですが、より明確には、「大学水準の教育内容とされる数学的知識・技能を活用して現実的な諸問題を解決する、認知領域と非認知領域を統合した能力」として捉えています。本研究会では、この「高水準の数学的リテラシー」の教育 (非理工系の学生も対象に含む) を「高水準の数学的リテラシー教育」と呼び、科学研究費補助金の支援を得て、その指導原理や授業デザイン原理の確立、教育実践の蓄積・普及に取り組んでいます。

[研究代表者]: 川添 充(大阪公立大学)、[研究分担者]: 落合洋文(名古屋文理大学)、五島譲司(新潟大学)、小松川浩(公立千歳科学技術大学)、高木悟(早稲田大学)、西誠(金沢工業大学)、羽田野袈裟義(山口大学名誉教授)

本研究に関連して, これまでに得た科研費

研究成果公開

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