令和4年2月27日

高槻市長 濱田 剛史 殿

「富田地区まちづくり基本構想」に関する要望

赤大路地区住民の会

akaohji.community@gmail.com

 赤大路地区住民の会は、本年1月に開催された「富田地区まちづくり基本構想」オープンハウス(パネル展)において、赤大路コミュニティセンターについて「小寺池図書館、富田支所、富田公民館」と一体として「中長期的に複合化を検討する」と発表されたこと、及びパネル展で説明に当たった市職員が「赤大路コミュニティセンターがなくなる可能性」を否定しなかったことを受けて結成され、現在、赤大路地区住民を主対象にアンケート(ウェブ・紙)を行っております。2月下旬に紙版の配布を終えたところですが、既に多くの声が寄せられております。(詳細は別紙をご参照ください)

 2月下旬時点の中間集計によると、82.1%の人が、赤大路コミュニティセンターが複合化対象になっていることを「知らなかった」と回答し、94.5%の人が「説明が行われていない」と回答しており、市の地区住民の理解を得るための努力が不足していることは明らかです。

 「富田地区まちづくり基本構想」は、「富田地区」の名のもとに「赤大路地区」で様々な習い事や集会に使われている唯一の公共施設を一方的に「富田地区」に集約しようという、著しく地域間の公平性を欠いた内容となっており、現状の内容では、高槻市は赤大路地区をコミュニティ政策上の地区として認めていないと言わざるを得ません。

 以上のことから、下記の点を要望します。

赤大路地区にとって重要な公共施設を一方的に奪うような構想をなぜ策定したのか書面で説明してください。

赤大路地区住民を対象として説明会を開催し、十分な説明と意見交換を行ったうえで、住民の理解を得られるよう努めてください。

住民の声を無視した現状の基本構想案は認められませんので、「富田地区」まちづくり基本構想の対象地区から「赤大路地区」を除外し、赤大路コミュニティセンターを「小寺池図書館、富田支所、富田公民館」と一体的に複合化する対象から外してください。

以上の点について、本年3月11日までに上記メールアドレスまで回答してください。

以上