私たちのゼミでは公共経済を学びます。
公共経済学というのは、一言でいうと政府活動を経済的に分析する学問です。社会では毎日さまざまな問題が起こっており、政府はそれに対してさまざまな対策を、政策という形で行います。
その政策が正しいか否かの判断は容易ではありません。私たちは専ら新聞や雑誌の記事、テレビやラジオでの評論家の発言に左右されて、政策の是非を感情的に決めがちです。そうではなく、客観的に判断する術の一つが公共経済学なのです。
普段受けている一方通行の授業とは異なり、ゼミの場合は先生との距離が近いので、疑問点があればすぐに先生に質問でき、また学生同士も積極的に自分の意見を言い合うことができます。
逆にいえば、ひたすらInputを行うだけではなくOutputすることが求められます。 これがゼミの厳しさであるとともに、楽しさではないでしょうか。
みんな自分が興味を持っている分野のゼミに集まってくるので、積極的に授業に取り組みますし、ゼミ仲間でのコンパや、ゼミ旅行など、一緒にいる時間が長い分おのずと仲良くなります。
ゼミを通じて一つの学問を探究する楽しさを感じると共に、自分の将来を真剣に考えることができます。
皆さん、ゼミを楽しんでください。
赤井ゼミでは、テーマごとにグループに分れて、年に1本論文を執筆します。
「論文」というと、とても難しくて大変そうに感じるかもしれませんが、論文を書くことによって身につく「論理的思考」は、就職活動、さらには大学を卒業してからも必要不可欠な能力です。
これを学部生のうちに身につけられることは、とても有意義なこと。
論文をひとつ書き上げたときの達成感は、きっと大きな自信になります。
月曜5限 16:50~18:20
OSIPP棟 会議室
政策提言に関する論文の執筆
官公庁への政策提言
政策論文コンテストへの出場
企業・官公庁等からのゲストスピーカーを招いて講演
ゼミ旅行やパーティ
などなど…