昼夜問わず遊び尽くす日本の遊び人
カジノに興味を持ちドイツにやって来た
物事をハッキリ言うタイプでとても素直だが、空気は読む。
遊びを楽しむことに全力で、行動を制限しないためにも固定した存在は作りたがらない。
掴みどころがない性格で、妖艶な雰囲気を纏っている。
ある有名企業に所属していた両親の元に産まれる。
しかし両親は幼い頃に他界しており、家族で過ごした時間は短いものだった。
独りになってしまった独楽をある人物が拾う。その人物は両親が所属していた有名企業の社長だ。
自分を拾ってくれた恩返しをしたいと思い、当時の独楽は誠意を尽くした。社長の言うことはなんでも聞いたし、どんなに厳しいものでも受け入れた。
勉強だってしたし、よくわからない好きでもない人に抱かれることも厭わなかった。
全部全部、恩返しなんだ。
社長が独楽を拾った理由は、その容姿の美しさを利用するためであった。
当時の独楽はそんなこと知るはずもない。
つまりは独楽は”捨て駒”
独楽が周りから好評でなかったら捨てるつもりだった、思っていた通り好評だったため捨てはしなかったが、用済みになれば独楽は見放される。
印象操作に利用された、拾ったのは優しさでもなんでもなかった。
あることをきっかけに独楽はそのことを知り、少しして、家にあった有金をできるだけ盗んで家を出た。
今まで縛られていたぶんを取り返す、遊び尽くしてやる……!!
そして今のような遊びを楽しむことに執着する遊び人となる。
「固定した存在は作らない主義なんだ。だって行動が制限されちゃうでしょ?遊べるものも遊べない」
「Erfolgreich Stück(成功した駒)とでも呼んでくれ」
「それじゃぁつまらない。まだまだ遊ぼう」
「全部全部、遊び尽くしてやる予定。まだ足りないし、足りたとしてそれにプラスして遊んだならそれは最高ってやつ」
「賭けは成立したな。途中で逃げるのはなし、ズルもなし。じゃあ始めようか」
腐れ縁で昔からの仲。二人で馬鹿し合うような関係。
家から逃げ出しヤンチャしていた当時の独楽は喧嘩も強く、その噂を聞きつけた刃が殴りかかり喧嘩が勃発。
独楽はそれ以降も刃に目をつけられ、共に悪事を働くように。
お互い相手に執着するのは好まないため自由に行動しており、現在は違う国にいる。