登場作品:罪悪の園
種族:人間
性別:男
年齡:22歳
身長:179cm(+5cmヒール)
職業:王子(現在は追放されている)
能力:-
武器:金槌、リボルバー
罪状:?
出身:トルオーテ家
一人称:俺
二人称:お前、貴方、あんた
トルオーテ家の次期当主、または次期国王
頂点に立つ程の能力を持つ一家に産まれた、非能力者
王族育ちが故に傲慢。自分がこの世界の中心であるべきで、生態の頂点であるべき。
性格の悪さもかなりなもので、森羅万象の何よりも自分が最優先。権力万歳。
これらの欠点は自覚しているようでしていない。
長所は行動力と頭の良さ。そして顔。
現在のクロッドを作り上げたのは他でもない、実の父親であるサロック・トルオーテだという。
最も嫌いな人物でもあり、サロックの名を出せば、クロッドは眉間に皺を寄せ憎悪の感情を露わにする。
彼によると、非道徳的な言動を愛という言葉で覆い隠している人物。家族も国民も、何ら視界になど入っちゃいない。とのことだ。
彼自身も一般論に当てはめれば最悪ではあれど、父親とそばで育ったせいで罪悪感を感じず、好奇心が勝ってしまう様。
感謝していることは何一つとしてない。権力など無いに等しく、生を授けられたも何も、生き地獄だと言う。
正義か悪かはさておき、サロックのせいで酷い過去を持っていることだけは確信できる程だ。
「身の程を知れよ、痛い目見るかもよ? まぁ、俺優しいから何もしないけど。はは! 偏見、冤罪たいへん不愉快!」
「知ってるとは思うけど、俺がクロッド・トルオーテね。どうぞ宜しく。……で、能力者なんだって?」
「どこの誰だか知らないけど、次期国王が嫌がることは控えた方がいいのでは? 何が嫌って、それ。傘を向けること。貴方は嫌じゃないんだろうけど、こちらが嫌であることぐらい想像できない?」
「俺は最低最悪野郎なんだろうな、言われなくても承知の上。でもさ、案外罪悪感とか感じないんだ。それより下、最低よりも奥深い下があるもので、それに育てられたからさ。今更何も思わないんだよ、"この程度"」