『殺し屋施設』という会社の幹部を勤める殺し屋
元気いっぱいだが、それと同じぐらい短気ですぐ暴れるので扱いが大変
好な人はとことん好き、嫌いな人はとことん嫌い。極端で短気。
実は依存体質だったりする。
もねこは元々依存体質で、独りは耐えられない性格。そのため大人になって家を出るのも嫌だなと感じていた。
そんな彼女に1人の男性が現れる。優しくしてくれて、一緒にいてくれて嬉しかった。
そんなもねこは簡単に堕ちてしまい彼と付き合い始めることに。
彼と過ごす日々はとても楽しくて幸せなものだった。
少ししてから彼と同居することになる。
しかし、それから日に日に彼の態度が雑になっていくような気がした。
もねこは気のせいだと自身に言い聞かせ続けた。
少しでも彼の気に触れたら殴られたり、行動を制限されたり、渡した飲み物をかけられたりした。
……でもこれは愛なのだと信じた。何より独りになりたくなかった。
今隠れている片目は、当時の彼氏からの暴力による傷がついている。
辛い日々を幸せだと自身を洗脳する毎日を送っていたある日、家のチャイムの音が聞こえてドアを開けると、赤い目をした長身の男がそこにいた。
誰だろう?と思ったのも束の間、その赤目の男の横に意識を失った彼氏がいることに気づく。
「あー…あのさ、こいつちょっかいかけてきたから捕まえたんだが、家ここで合ってる?てか傷すげーな。DVでも受けてんのか」
助けられたんだと、救世主が現れたのだともねこは思った。
それからというもの、その赤目の男、改めセイにベッタリだ。
「はぁ゛!!??セイ様ぁーーー!!!!こいつ殺していいですかぁぁーーー!!!!!」
「セイ様〜!!あたし今日新しい服着てきたんですけど似合ってますか!?」
「あれ可愛い〜!!欲しい〜!!」
「うざ!!殺すね!!」
「仕事かんりょ〜!!セイ様に褒めてもらお〜!」