旧世界を知るという謎の人物
世界の破壊を目論んでいる、破壊するしかないらしい
口調も態度も乱暴。規制が入りそうな悪口も平気で言う酷い性格。
また、人間を道具だと思っており、実際に道具や下等生物などと呼ぶことも多い。
彼は何か目的があるらしく、そのためならどんな犠牲も厭わない。
その目的は世界を破壊することらしい。
詳細は明らかになっていないが、タトスに捕まっている現在の状態になる前は、生物兵器を造り出し世界を荒地へと変え続けていた。
勝手に世界を破壊されては困るとタトスが言い、使徒を放ちレクナルを捕まえる。捕まえた後にタトスはレクナルと話し、その際にレクナルの口から旧世界や、その世界に存在していた神の兵器の話をした。
その神の兵器”ムルエンデ”にタトスは興味を持ち今に至る。
レクナルは正直世界が破滅すればいいので放置している。
彼は誰の味方でもない、強いて言うのなら場合によって都合のいい方に味方をすることはある。
「頭飛ばせば死ぬ。少し能力を使えば生き返る。脆い消耗品だ。これを道具以外の何で認識しろと?神に使って貰えるだけ名誉だろうよ。下等生物が上位存在に関われるんだからな」
「…俺と話せるっつーことはただの道具として見るわけにはいかねぇな。だりぃ、なにもんだテメェ」
「鍵薔薇骸?ああ覚えてるよ、あれは俺専用の兵器だな。今どうなってるかわからねぇが。自我失ってるし、ゾンビみたいなもんだから理性失ったまま暴れてんじゃねぇの?もしくはタトスが止めたかもな」
「もうダメなんだよ、この世界は。存在してはいけなかったし続いてはいけない。だから破壊してしまえばいい。この世界と心中することになっても俺は構わねぇよ」
「ただ助けたかった。もう一度会いたかった。それでここまで来たってのに、はは!ダメだなぁ!!ダメなんだよこんなのさぁ!!なんで、なんで…!!………どうして、置いていったんだよ…?この質問の答えすら今は聞けねぇんだ。いいよ、もう。全部全部消えちまえ。二度と蘇るなこんな世界」