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人形師をしている男
彼の作る人形は、やけに生々しく、そして美しい
大胆で堂々とした性格。執着心も夢中になる心も並外れており、一度集中したら中々話を聞いてくれないほど。それを異常と捉えるか、はたまた素晴らしいと讃えるかは人それぞれである。
また、所謂変態のような側面もあり、それは嫌悪する人がほとんどであろう。
過去にバレエをしていたと言う。
詳細は不明だが、確かに彼の体格といい、振る舞いといい、それを思わせる時はある。
「スカルドだ。名前はそれだけ。別にいいじゃないか。俺よりも、人形たちを見てくれ」
「ああ、ああ……!! 待ち侘びていたよ、ゲルア! お前を誰よりも愛している。お前が、お前が俺の全てだ!!」
「まぁ、仕方がないだろう。君がそう思うのは。ただ、そのような反応をされようが、この生き方を変えることはない。だって、ゲルアが肯定してくれているのだから」
「好きなことは人形作りだ。昔からこのような作業は好きだった。たとえば、過去に使っていたバレエシューズもほぼ自作だ」