ちょっとした好奇心から始まった殺伐仲良しBL
…あくまで協力関係、そうなはずだった
CP名:いるヴェレ 関係:仲良し
殺意と自殺願望を持つ青年 × 死を司る神
自殺願望と殺意の両方を持っている青年、神凪いる。死への思いが強い人物に干渉できる能力を持っている次期死を司る神、ヴェレ・シフェザスタの仲良しCP。
利害が一致し、協力関係として始まった二人。しかし、もうただの協力関係ではないことはお互いうっすらと感じていた。
これはあくまで協力関係で、いつかいるの願いを叶えないといけない。ずっと一緒にはいられない。
__でも、また明日も会えるかなと思ってしまうのは、悪いことなのだろうか。
光に照らされると赤くなる目が気持ち悪いと言われ、幼い頃からいじめられていた神凪いる。彼はいつしか自殺願望が芽生え、同時に殺意もあった。
こんな世界から逃げ出したいし、消してしまいたい。
そんな日々を送っていると、”次期死を司る神”を名乗る男、ヴェレ・シフェザスタと出会う。急にそんなこと言われても困る人がほとんどだが、その異様な雰囲気と、人とは思えないような容姿からいるは彼の言葉を信じた。
…というより、信じたかった。彼は次期とはいえど、今もしに関する能力を持っていると言っていたため、自分を楽にしてくれそうだと思ったからだ。
それ以降、ヴェレの暇つぶしと、いるを楽にするという協力関係が成立し、共に過ごすように。