2025年 2月14日
2025年2月13日(木)~2月14日(金)、同志社大学新町キャンパスにて開催された第107回 電子化知的財産・社会基盤研究会(EIP)において、私たちの研究成果を発表しました。
私たちは、哲学カフェがAIについて多様な立場の人々が議論するための有効な方法であるかを検討する研究を進めてきました。その一環として、哲学カフェを実施した集団とグループディスカッションを行った集団の議論前後のアンケート結果を比較する実験を実施しました。
研究の結果、哲学カフェを行った集団ではグループディスカッションを行った集団よりも、自分の考えを述べることができた人や考えに変化が得られた人が多いこと、参加者同士の対立が少ないことなどがわかり、哲学カフェがAIについて語り合うために有用な議論方法であることが示唆されました。
研究にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました! 今後も研究を進め、さらなる発展を目指していきます。
【研究発表概要】
イベント名:第107回 電子化知的財産・社会基盤研究会(EIP)-> リンクはこちら
日時:2025年2月13日(木)~2月14日(金)
開催場所:同志社大学新町キャンパス
タイトル:AIに関するサイエンス・コミュニケーションの場としての哲学カフェの効果
共同発表者:瀬戸ひろえ、KANG KIWON、名取大雅、岡崎もも花、山崎吾郎