7/15(火)に庄内コラボセンター「ショコラ」で行われたデイサービス笑楽の研修にて、哲学カフェを実施させていただきました!
当日は、冒頭にデイサービスの新人スタッフの皆様にAIの活用事例として見守りカメラ、対話AI、介護ロボットの3つを紹介し、介護において将来どのようにAIが活用されると思うか、そしてどのように活用されてほしいかを一人一人考えていただきました。その後、参加者全員が2つのグループに分かれ、介護の観点からAIや先端技術との向き合い方について哲学対話を行いました。
冒頭の問いかけに対しては、将来こうしたAIの活用が現在より進むことを予想しましたが、その上で、参加者からはAIやロボットの活用が好ましい分野と好ましくない分野について様々な意見が出ました。
後半の哲学対話では、日常生活やデイサービスの現場での近年のAIやデジタル機器の活用について思っていることをグループごとに共有し、その上で「AIが担うべき仕事とそうでない仕事はどう分かれるか」という問いを立てました。日常生活でのAI活用の例では、ファミレスの給仕ロボットやスーパーの無人レジなどが挙げられ、店員さんとの関わりの機会が減り、サービス業のあり方が変わったという感想が共有されました。一方、デイサービスの現場はAIの活用が進んでいないという指摘が上がり、ケアプランや勤務表の作成といった事務業務がAIの活用によって楽になることを期待する意見が出ました。
新人研修の途中にお邪魔する形で行われた哲学カフェでしたが、新人スタッフの皆さんの協力によって楽しい哲学カフェとなりました。ご参加いただいた新人スタッフの皆様、そしてこの機会を設けてくださった職員の皆さま、本当にありがとうございました。
開催協力:デイサービス笑楽 (リンクはこちら)