25/05/22
展示開始3日目。
助手さんから、バーを設置した壁に亀裂が入ったと連絡があった。
202アトリエ側の壁面が石膏なので、何かあるだろうと対策をしていたが、
まさか204アトリエ側の、しかも予想していなかった場所が破損した。
明日大学へ行って様子を見る。
26/05/22
展示4日目。
木工工房のスタッフさんに見てもらったが、素人では直せないレベルの破損とのことで、
地階にバーが落下する可能性があり、安全面に問題があるため、作品の撤去が決まった。
午後から大急ぎで記録の撮影を始める。晴れていて良かった。
参加作家の先生方が気の毒そうに声を掛けてくれた。何を感じていいのか分からない。
27/05/22
午前中、大学院生で写真作家の学生が、記録撮影に協力して下さった。
朝から雨で光が全く射さなかったが、グレートーンの中の作品もきれいだった。
丁寧に写真に収めてもらえて嬉しく思う。
もっと色んな表情が見たかったと考えると涙が出てくるので、思い切ってペットボトルの紐を切り始めた。
01/06/22
02/06/22
引き続き撤去作業。
連日、設営を手伝ってくれた学生や助手さんが再び助けてくれている。やはり自分よりも紐の扱いが上手い...
下校時刻ギリギリまで、それから残ってひと通り終わるまで、手伝ってくれた。
ありがとうしか言葉がなかった。
03/06/22
ペットボトルの紐と204アトリエ側のバーの撤去完了。
202アトリエ側のバーは会期が終わったら外すことになった。
会期の最後4日間、参加作家全員で展示をする機会があるので、
それに向けてドローイングを描くことにした。
CSプラザの天井にある4つの直角三角形を模してキャンバスを作る。というか作ってもらう。
09/06/22
現場で形の配置を確かめながら作って下さっているという。
美しい高野豆腐みたい。描くのが勿体無い。
19/06/22
20/06/22
22/06/22
上から絵の具を落として着彩し、(光)
吊るしたキャンバスの上面端から絵の具を垂らして描画する。(ペットボトル)
27/06/22
28/06/22
《Memo》
・それぞれの絵の具の発色の仕方の違い。色によって固さが違う。
→染み込みすぎて線にならない・強く発色して下の色を潰す 等
・キャンバスが乾いている状態と濡れている状態での絵の具の染み込み方。
1層目に作った色地によって、垂直の線が描画できるようになった。
→素地のままでは絵の具が画面を滑らない、染みない、はじく
→下の色地を塗った直後に線を引こうと絵の具を垂らすと、しみて滲む。
→どのタイミングで垂直の線を引くのかをその都度イメージと照らし合わせながら考える。
・図と地。どっちの色が空でどっちの色がペットボトルの紐だったか。
自分で決めた色の役割設定みたいなものが崩壊した時に図像が見えてくる。
描きながらキャンバスと絵の具を理解していく感じ。
絵を描いているというよりも素材の扱い方を模索している状態からイメージが現れてくる。
思う通りに描けない時に、もう一度、何を描きたかったのか考え直す作業。
30/06/22