Q&A
Q 仕事の都合で毎回は通う事が出来ませんが、入会することは可能ですか?
A はい、当会は無理なく参加できる時だけ参加して頂くスタンスですので、隔週でも月1でも隔月の参加頻度でも入会OKです。会費は都度払いのみです。指導員1名体制ですので稽古品質を保つ為人数制限を行う場合があります。入会後は稽古日の前日までに参加希望のご連絡をお願いしています。
Q 武道や格闘技は未経験です。体力に自信がないですが練習についていけるか不安です?
A 当会の稽古では殆ど体力を使いません、科学の実験の様に理合を1つづつ説明し、検証しながら稽古をして行く為、老若 男女問わず学習することが出来ます。スポーツ的な体力を使う稽古を希望される方には運動強度という観点では物足りなさを感じるかもしれません。
Q 打撃系の格闘技や柔術の様に稽古に痛みを伴いますか?
A 柔術の極め技や打撃(当身)の技術に関しては当然痛みを伴う技術もありますが、
ご本人の希望が無い限りは、無痛の技を用いています。
痛いのが苦手な方でも安心して稽古できる内容ですのでフィットネス感覚でいらしてください
Q 他流儀を修行していますが、入会する事は可能でしょうか?
A 他流儀を学ぶ方も大歓迎です。気軽にお問い合わせください
Q 服装は決まりがありますか?
A 服装の規定はありません、運動が出来る格好であればジャージ+TシャツでもOKです。
ご本人がよろしければ運動着に着替えないでそのまま稽古に参加されるのもOKです。
Q 色々な先生に学んできましたが、形だけで出来るようになりませんでした。貴会に通えば動画にされている様な事が出来るようになりますか?
A 古武術は本来隠す教え方(教えない教え方)が一般的ですが、当会は再現性を最重視しています。その為出し惜しみをしている暇は有りません(笑)。もしも私がお教えした方が出来るようにならなければそれは私の技量不足です。精度に関しては本人の努力しだいですが、1人1人その人に伝わる言葉と感覚を探しながら稽古をしています。精度に差はありますが現状会員さん全員が私と同じ事が出来るようになっています。
Q 神技に憧れがありますが、貴会に学べば出来るようになりますか?
A 当会の指導員はティーチングではなくコーチングを行っています。習得するスピードや技量には当然個人差が
ありますが、個人のレベルに合わせて確実にステップアップ出来る様に術理の説明と実技の稽古を行っています。我々は出し惜しみをしません。興味がありましたら是非一度体験稽古にいらしてください。
Q ティーチングではなくコーチングをするというのは何が違うのでしょうか?
A 基礎の段階では詰め込む情報が多いのでティーチング(術理の答えをお伝えする)の側面が大きいです。
しかし理合が頭で分かってもご自身の身体で実際に再現できるかは別の話です。例えば龍ノ口は解剖学的に説明してもそれだけでは大抵直ぐには出来ませんが、お箸や筆を持ってもらうと途端に出来るようになります。
何故ならば龍ノ口とお箸を持つ筆を持つという日常動作は同じ運動だからです。
その人が過去に経験してきた運動や日常動作をヒアリングし結びつける事ですぐに再現できる様になります。
それはその人の中に既に答えがあるからです。
術理を説明し、その人の経験から答えを引き出し速習を実現します。
またどうすれば相手が崩せるのか?どうすればこの技が使えるのか?
お伝えしたテクニックを組み合わせる事で自分で考えて答えを導きだせるようにする事を目標としています。
その為コーチングすると表現させて頂いています。
Q 武道経験がありません、貴会で教えている内容は本来何十年も修行されて来た方が学ぶべき内容だと思うのですが、入会するにあたって、基本的な事はどこかで習ってきた方が良いでしょうか?
A 武道武術の経験がある方は今迄の経験が生きる様にご指導させて頂いています。他武道武術を学ぶ事で得る経験は非常に大きなものですから、メリットは多くあります。時間や機会があれば是非学ぶべきだと考えます。
但し武道武術の経験を積む事で独特の癖がつく事があります。
プラスに働くものも多くありますが、中には一部の術理習得の足かせになってしまう癖もあります。
代表的なものに”肘が動く”というものがあります。これは武道の経験を積んできた方に多く見られます。
そしてその癖を取り除くのは意識的に行ってもそれなりの期間を要します。
下位脳がこの動作は無くて良いよと納得するまで本人の意思に関わらず無意識に行ってしまいます。
比較的未経験の方はこの癖が無い為、すんなり習得できるケースが多いです。
その為、一長一短あると言えます。
当会では感覚に働きかける技法(合氣ノ術)柔らかい接触技法(柔術)力をしっかり入れる(剛術)の術理を有しています。
その人の癖や趣向に合わせた方法や術理をご指導致します。
武道武術が未経験であれば一定期間学ばれた後(術の成立条件が理解できてから)にご自身の方向性にあったスタイルを学ぶのが宜しいかと思います。
希望があれば当会でも親和性のある基本スタイルもご指導します。
最後に一長一短と言いましたが、世の中には沢山の素晴らしいスタイルや流派が存在しています。
食わず嫌いにならず是非様々なスタイルを経験してみる事をお勧めします。
当会は他流儀との掛け持ちも大歓迎です。
Q.今習っている流儀では質問が禁止されています。貴会では疑問点などの質問可能でしょうか?
A.当会の会員さんは沢山質問をしてくれますが。中にはシャイで質問し難い方もいますので、その人たちの為にもどんどん質問してください(笑)。だいたい疑問に思う部分は同じだったりします(笑)、聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥です。どんどん質問してください。出来る限りの解答をさせて頂きます。
Q.合気揚げの種類が沢山あるようですが、合気揚げばかり稽古しても意味が無いと思います。
A.ただ上げる事が目的でしたら1手だけでも、力技でも良いと思いますし、そればかりを稽古するのは大変な事だと思います。我々は上げる事を目的としていません、特定の刺激を加える事で相手の状態が変化した(崩れた)結果、上げ下げが簡単に出来る状態になっているという事です。
もっと言うと、作用点やミラーリングを用いて、相手の状態を変化させる、(相手の姿勢、身体的構造を
積み木細工の1点のようにわずかに刺激し動かす事で、特定の骨の位置や特定の筋肉の緊張、特定の箇所の防御反射を起こさせる技術です。その為、当会では上げる事も下げる事も目的としていません。相手の身体の状態に変化を与える刺激の手段を研究し稽古ています。
Q合氣とは何ですか?
A.合氣が何なのか?は永遠の謎です(笑)各流派会派それぞれ解釈が異なり、繋がるという共通言語すらそれぞれ違う事をしていたりします。