無人航空機の目視外及び第三者上空等の飛行


ドローン用パラシュートとその周辺機器について船舶関係など他の工業製品などにあるような国土交通省の型式認証の有無を電話にて国土交通省 航空局へ問い合わせしました。

現状のところドローンに関してはそういった認証は存在しないようですが”無人航空機の目視外及び第三者上空等の飛行に関する検討会”というWEBページを紹介していただきました。

第5回検討会議事録1ページ目及び2ページ目に「パラシュート等の第三者に危害を加えないことが保証された装置」

第6回検討会議事録2ページ目にパラシュートの装着に関する次の文言が確認できます。

パラシュートは現時点で 100%の安全を担保できる技術ではないが、今後の技術開発意 欲が削がれたり、パラシュートの装備を嫌厭させたりすることが無いよう、立入管理区 画の設定に際してパラシュート装備の扱いについては柔軟な運用を期待する。 (一部抜粋)


その他 物流分科会においての検討会でも「機体と荷物の落下を制御する装置としてパラシュートが例示されているが 」という一文が見て取れます。

無人航空機の目視外及び第三者上空等での飛行に関する検討会 第2回 物流分科会 議事概要


第4回 検討会 物流分科会より配布された報告資料(資料3-1)

物流分野での目視外飛行の要件(2地点間*・単機運航)(2地点間*・複数運航)

A 落下リスク

①過積載や重量 バランスの変化 等による機体や 荷物の落下

②強風等の想定 を超える天候急 変による機体や 荷物の落下、物 件への接触

危害の軽減方法 (防げなかった危険による被害を軽減する方法) として

機体と荷物の落下を制御する機能(パラシュート・ オートローテーション等) が記載されている。