2025年3月15日、足立区立小学校PTA連合会・中学校PTA連合会が主催する「会長&本部役員座談会」が開催されました。本イベントには、多くのPTA会長・本部役員が参加し、日頃の悩みを共有しながら、解決策を見つけるためのワークショップが行われました。
会場に入ると、各テーブルにはカラフルな付箋やマーカーが並び、参加者たちは真剣な表情で議論を交わしていました。イベントは**「悩みを共有し、スッキリするための気づきを得る」**ことを目的としており、和やかで前向きな雰囲気に包まれていました。
最初のセッションでは、PTA運営に関する悩みや課題を洗い出す作業が行われました。ピンクの付箋に「役員が集まらない」「仕事が大変すぎる」「ボランティアの負担が偏る」など、具体的な悩みが次々と書き込まれました。それをグループ内で発表し合い、「私も!」と共感の声が飛び交う場面も。
悩みを整理した後は、その原因を考え、解決策を探るステップへ。青の付箋に「役割が不明確」「負担が重すぎる」などの原因を記入し、それに対する解決策を緑の付箋に書き出しました。「役割分担を細かくする」「サポーター制度を作る」「楽しく参加できる仕組みを作る」など、具体的なアイデアが続々と生まれました。
さらに、ここで一工夫!一度出した解決策を**「徹底的に否定する」**ワークも実施。「時間がかかりすぎる」「実現不可能では?」といった否定的な視点を加えることで、より実行可能な案へとブラッシュアップしました。
最後に、各グループが導き出した最終的な解決策を発表しました。各テーブルの模造紙には、付箋でびっしりとアイデアがまとめられ、参加者たちは他のチームのアイデアにも興味津々。「こんな方法があったのか!」と新たな気づきを得る場面も多く見られました。
また、イベントの途中ではペーパータワー作りのアクティビティも実施!紙だけを使って制限時間内に最も高いタワーを作るというルールで、参加者たちは試行錯誤しながら協力し、楽しみながらチームワークを深めました。
「会長&本部役員座談会」は、単なる会議ではなく、楽しく実践的に課題解決を進める貴重な場となりました。参加者からは「他の学校の状況が知れてよかった」「具体的な解決策が見つかった」「PTAの活動に前向きになれた」などの声が上がり、大盛況のうちに終了しました。
今後も、こうしたオープンでクリエイティブな場を通じて、PTA活動がより充実したものになっていくことを目指してまいります。