ルール
ルール
abc-west 3rdのルールを公開します。基本的に「abc the 19th」に準じますが、一部異なる箇所がございますので、ご確認ください。
100問の筆答問題を出題するペーパークイズを行う。配点は1問1点の100点満点である。
制限時間は20分間(1問あたり12秒)とする。
以下の通りに順位を決定し、上位48名が2nd Roundに進出となる。
総得点の高いほうが上位。
総得点が同じ場合、前半50問の正解数が多いほうが上位。
前半50問の正解数が同じ場合、最初に間違えた問題の問題番号が大きいほうが上位。
最初に間違えた問題の問題番号が同じ場合、その次に間違えた問題の問題番号が大きいほうが上位。この比較を繰り返す。
問題の正誤の組み合わせが100問すべてで一致した場合、厳正なる抽選で選ばれたほうが上位。
2nd Roundにおいて、筆記クイズの上位4名には3ポイント、5~12位には2ポイント、13位~24位には1ポイントが、それぞれアドバンテージとして与えられる。
ペーパークイズ中のカンニングについて
カンニングなどの不正行為は一切禁止します。本大会では、カンニング行為や教え合い行為は一切許容しておりません。発覚した場合、当事者を失格処分とし、退場を命じます。
カンニング行為は、主にペーパークイズでの覗き込み行為や、資料の持込などが該当します。
その他公正なクイズの進行を妨げる行為を含めて、こうした不正行為が発覚した場合はその時点で失格といたします。
実際にカンニング行為をしていない場合でも、スタッフや他の参加者に疑われるような行為をした場合、スタッフ判断で失格にする可能性があります。
1st Roundを通過した48名を、12名ずつ4グループに分けての早押しクイズを行う。
各セット5名、計20名が勝抜けとなり、3rd Roundに進出できる。
組分けは1st Roundの成績に基づき、図1のように行う。
1問正解すると1ポイントを獲得すると同時に、連答権も獲得できる。連答権を保持している者は起立する。
連答権を保持した状態で1問正解すると2ポイントを獲得する。
連答権は、自身の誤答もしくは他人の正解で喪失し、スルーもしくは他人の誤答では維持される。
通算5ポイント以上になると勝ち抜けとなる。
誤答は2回で失格となる。
7名が失格した場合は、その時点でクイズを終了し、解答席に残っている全員を勝ち抜けとする。その際、通過順位は、終了時点での「ポイントの多い順→誤答の少ない順→1st Round順位の高い順」により決定する。
図1:2nd Roundの組分け (Adv.はアドバンテージポイントを表す)
2nd Round通過の20名が、ルールの異なる4コースから1つを選択して参加する。
各コース2名・合計8名が勝ち抜けとなり、準決勝へ進出する。
コース選択の優先権は「2nd Round勝ち抜け順位の高い順→1st Round順位の高い順」により決定する。例えば、「ペーパー1位→2nd Round 5位通過」よりも、「ペーパー48位→2nd Round 1位通過」が上位、さらに「ペーパー23位→2nd Round 1位通過」が上位となる。
まずは抽選でコースを決定し、形式決定後に10秒間の「エントリータイム」を設ける。
エントリータイム終了時点でネームプレートを掲げている者を、「そのコースに挑戦したい」という意志表示をしたとみなす。この際、「終了時点で掲げていたか否か」だけを見る。途中の上げ下げは強制力を持たない。
ネームプレートを掲げている人が、
5名の場合、その5名が出場となる。
6名以上の場合、プレートを掲げている人のうち、優先順位上位の5名が出場となる。
4名以下の場合、プレートを掲げている人は出場が確定する。不足分を補うため、プレートを下げていた人の中から、優先順位の低い方から、そのコースへ強制的に出場となる。
4つのコースの出場者が決まるまで上記を繰り返す。
各コースとも、出題時間は15分間に限定。この時間には、司会のセリフや拍手の時間なども含む。ただし、勝ち抜け・失格時や、問題の審議中などには時間経過をストップすることがある。また、15分を迎えた瞬間に読まれていた問題は有効とし、その問題が正解・誤答・スルーになるまでを制限時間として扱う。
15分経過後、勝ち抜け者が2名に達しない場合に限り、各コースの判定基準で順位を決定する。
以下の各コースの判定基準の中で、「早押しプレーオフ」と言った場合、判定対象者のみによる、1問正解勝ち抜け・1問誤答敗退の早押しクイズとする。
10 up-down
1問正解で1ポイントを獲得する。
10ポイント先取で勝ち抜けとなる。
誤答の場合はそれまでのポイントが0ポイントに戻る。
2回目の誤答で失格となる。
タイムアップ後の判定基準は「(1)終了時のポイントが多い順→(2)早押しプレーオフ」の順とする。
10◯10×
10問正解で勝ち抜けとなる。
10回誤答で失格となる。
タイムアップ後の判定基準は「(1)終了時の正解数が多い順→(2)誤答数が少ない順→(3)早押しプレーオフ」の順とする。
Swedish 10
10問正解で勝ち抜けとなる。
誤答はその時点の正解数に応じて以下のように×がつき、10×以上になると失格となる。
正解数 ×の数
0 1×
1,2 2×
3,4,5 3×
6,7,8,9 4×
タイムアップ後の判定基準は「(1)終了時の正解数が多い順→(2)×の数が少ない順→(3)早押しプレーオフ」の順とする。
10 by 10
正解ポイント0pts、誤答ポイント10ptsの状態でスタートする。
正解すると「正解ポイント」を1ポイント増やし、誤答は「誤答ポイント」から1ポイント減らす。
(例) 4問正解・2問誤答の場合、正解ポイントは4pts、誤答ポイントは8ptsとなる。
正解ポイントと誤答ポイントの積が100pts以上になると勝ち抜けとなる。
「誤答ポイント」が0ポイントになった時点(すなわち、10回誤答)で失格となる。
タイムアップ後の判定基準は「(1)終了時の正解ポイントと誤答ポイントの積が多い順→(2)早押しプレーオフ」の順とする。
準決勝進出者8名を除いた、これまでの敗者全員によるクイズを行う。
1名のみが敗者復活となり、準決勝に進出できる。
このラウンドは以下の2段階から構成される。
First Step
ここまでの敗者全員が起立して開始する。
全員に対し筆記クイズを読み上げで出題する。解答は、受付で配布するルール概要に付属の解答用紙に記入する。
シンキングタイムは、問題文を2回読んだあと5秒。シンキングタイムの終了後、すぐに解答を発表する。
正解していた場合は起立したままとなる。不正解・無解答の場合は失格となり着席する。
起立している人数が12名以下になった時点でSecond Stepに移行する。
このStepで全員が失格した場合、復活者が出なかったものとして準決勝に移行する。
このStepで1名のみが残った場合、その者を敗者復活とし、Second Stepは行わない。
15問が出題されても13名以上が残っている場合、1st Round上位12名に絞ってSecond Stepに移行する。
Second Step
First Step通過者最大12名による早押しクイズを行う。
先に5問正解した1名が敗者復活となる。
誤答は即失格となる。
1名を除いて全員が失格した場合、残った1名はその時点で敗者復活となる。
3セットの早押しクイズを行う。各セットともに制限時間は5分間、3セット合計で15分間である。ただし、5分を迎えた瞬間に読まれていた問題は有効とし、その問題が正解・誤答・スルーになるまでを制限時間として扱う。
このラウンドは「タイムレース形式」で実施する。早押し中、問題は矢継ぎ早に出題され、司会による問題文のフォローを一切行わず(セット終了後にまとめてフォローを行う)、観客による1問ごとの拍手などを禁止する。
各セット終了時点のポイントトップ1名が勝ち抜け、同下位2名が失格となる。
各セット終了時に勝ち抜け・失格ボーダーライン上に規定人数を超える参加者が並んだ場合は、該当する参加者のみによる、1問正解勝利、1問誤答敗退の早押しプレーオフを行い、勝者・敗者を決定する。プレーオフの正解・不正解は、それまでのポイントに加算・減算されることはない。
各セットのポイント配分は以下の通りとする。
第1セット(9名参加):正解 +1pt / 誤答 -1pt
第2セット(6名参加):正解 +1pt / 誤答 -2pts
第3セット(3名参加):正解 +2pts / 誤答 -2pts
セット終了時のポイントはリセットされず、次のセットに持ち越しとなる。
Extra Round Second Stepにおいて勝ち抜けが出ず、8名で準決勝を実施する場合は、第1セットのみ「勝ち抜け者1名、脱落者1名」とし、第2セット以降は通常ルールで行う。
3名による3セット先取の早押しクイズを行う。
各セット7問正解でそのセットを獲得する。
誤答については、第1セットは1回、第2セットは2回、……、最終第7セットは7回でそのセットにおいて失格となる。2名が失格となった際には、残る1名がそのセットを獲得する。
セット中は休む間も無く問題が出題されるが、各セット終了時に20秒のインターバルタイムを設ける。この時、解答席から一旦離れ、セコンドと共に作戦を練ることができる。セコンドは2名まで設けることができる。
3セットを先取した者がabc-west 3rdの優勝者となる。
大会のために用意されたすべての問題を出題し終えても決着がつかない場合、「その時点までの獲得セット数の多さ→決勝通算正解数の多さ」で判定する。それでも優勝者が決まらない場合は同時優勝とする。
【全体ルール】
問題が読み切られてからの待ち時間は3カウント。ボタンが押されてからのシンキングタイムも3カウント。
待ち時間一杯の直前でボタンが押されても、ブザーのボタンでキャンセルされた場合、スルー扱いとする。
解答がタイムアップのブザーと重なった場合、不正解とする。
解答が聞こえなかった場合、正誤判定者は「聞こえませんでした」と言って解答者の再解答を求める。この場合、解答者は最初に言った答えをそのまま答えなくてはいけない。
解答が「正解に限りなく近いが、そのままでは正解にならない」場合、正誤判定者は「もう1度」(もしくは「もう1回」)と言って、再解答を求める。再解答が用意している正解と異なる場合は不正解とする。
【人名について】
人名に関しての敬称・肩書(「○○さん」「○○選手」など)の有無は、正誤判定には関係ない。しかし、明らかに間違った敬称・肩書をつけた場合は誤答扱いにする。
人名は原則として、芸名・ペンネーム・登録名など最も一般的に知られている名前、及びそれに準ずる知名度のもののみを正解とし、本名や別号など「知名度が低い」と判断された解答は「もう1度」の対象とする。
東洋人名(日本・韓国・中国・台湾など、主に氏名表記に漢字が用いられる国)は、フルネームでの解答に限り正解とする。ただし、東洋人名でも、通称が固有名詞化した場合や、四股名はこの限りではない。
西洋人名は、原則ファミリーネームのみで正解とする。ただしフルネームを要求する問題の場合は例外とする。また、同カテゴリに同名の別の人物がいる問題の場合、ファミリーネーム等で区別を求める。
複合姓は、ファミリーネーム同様に区別の必要性がある場合のみ求め、原則一般的な呼称のみで正解とする。
以上の人名に関するルールは、実在しないキャラクター等にも適用する。
【複数解答について】
複数のものから一つだけを答える問題の場合、問題文のままの順序で全てを答えた場合は正解とするが、それ以外の場合、全てを解答するのは不正解とする。
都道府県名と都市名の両方を答えた場合、原則都市名の方を答えたものとみなす。
【文章での解答について】
歌詞や文章の一部を問う問題で、問われているもの以上を解答した場合は、たとえ歌詞・文章通りでも「もう1度」の対象とすることがある。その場合、解答者はより絞った解答をしなくてはならない。
ただし、ことわざや慣用句など、全体で1つのイディオムとして認知されている言葉の場合はこの限りではない。
【その他】
クイズ中に正誤判定者がミスをした場合や、問い読みが明らかに解答をミスリードさせるような読み方を行った場合、大会長および司会者の判断により判定の無効化あるいは訂正を行う可能性がある。
問題に異議が生じた場合、途中でクイズの進行を中断し、判定の審議を行うことがある。