Collaborative Learning & the Learning Sciences

• 2023年11月に、LS Japanでは、STEAM教育関係者を招いて小さなワークショップを行いました。そこで村井裕実子先生（Simon Fraser University）から、クリエイティブラーニングの考え方と、村井先生が行っている研究プロジェクトの紹介をしていただきました！

• 質的に談話分析したりエスノグラフィーしたデータを定量化して検討・分析する研究方法論であるQuantitative Ethnographyについて学ぶワークショップです。

• 楽しくQEについて学んで、2ページのプロポーザルを書いて（テンプレートなど準備、ICQE23@メルボルンに行こう！がテーマです。

• 2023年5月28日（日）@大阪梅田、6月3日（土）@東京に、David W. Shaffer先生とそのチームがいらっしゃって、ワークショップを行いました！

• アーカイブして公開している内容は3つあります。

  • 第一部【動画1】

    • 5分de わかるQuantitative Ethnography（大﨑理乃先生＠信州大）

    • 日本語で刊行された研究事例の紹介（望月先生＠専修大）

    • David W. Shaffer先生＠UW MadisonによるQuantitative Ethnographyのレクチャー

      • 質疑応答は大阪会場と東京会場の両方（大阪は大島純先生による通訳）

  • 第二部

    • A gentle introduction to epistemic network analysis

      • QEの分析手法の一つであるENAの紹介（Zachari Swiecki先生＠Monash大学）【動画2】

    • Web ENA toolを使った分析方法の紹介（Brendan Eagan先生＠UW Madison）【動画3】

• Shaffer先生の講演内容にLaw & Orderが引用されているため、一部地域ではご視聴いただけません）。

• 「スクリプト(script)」は、協調学習や協調学習支援システムの研究において重要な研究領域の1つです。しかし、本邦ではこれまでスクリプトに関する研究はそれほど広がっているとはいえません。

• そこで、CSCLスクリプトについて第一線で研究をされているFreydis Vogel氏（University of Hamburg）に、コラボレーションスクリプトとは何か、CSCLにどのように実装されているのか、どのようにデザインするのかについて講演いただき、議論を行いました。

• Q&A部分は、現在編集中です（10/20）。

• 近年世界で重要視されている“Equity and Justice（公正と正義）”をテーマに研究会を行います．諸外国では，様々なマイノリティやハンディキャップを持つ学習者に対する公正な教育・学習環境の提供に関する議論や研究，実践が進んでいます．本邦でも近年インクルーシブ教育に注目が集まっていますが，外国人子女，少数民族，ヤングケアラーなど多様な学習者に対する公正・公平な学びについて考える必要があり，教育工学の研究・実践でも例外ではありません． 

• 学びにおける公正（equity）のあり方をテーマに、竹内身和先生（University of Calgary, Werklund School of Education准教授）にお話しいただきました！

• 学習科学の研究領域で、日本の皆さんにもよく知られているものの1つに、自己調整学習(self-regulated learning)、共調整学習(co-regulation of learning)、社会的共有調整学習(socially shared regulation of learning)があります。この研究領域の世界的第一人者であるProf. Sanna Järvelä (University of Oulu)に、この領域の研究について、入門的な解説から最新の研究まで概説をしていただきました！

• 学習科学においても、Maker Educationの潮流が勃興しています。Maker Educationにおける学びについて長く研究をされてきたDr. Paulo Bilkstein (Teachers College, Columbia University) をお招きして、教育の民主化との関わりや、学習科学との関係についてお話をいただきました。

• Part 1（講演部分）とPart 2（ディスカッション部分）があります。

• ちなみに、10年前のTedTalkの講演も発見しました。

•  Learning Sciences JapanのAnnual Research Meetingの企画で、ランチョンセミナーを行いました！

• 話題提供者：林勇吾先生（立命館大学）

• コメンテータ：大島純先生（静岡大学）

•  SIG-06とLearning Sciences Japanの共同企画で、これまで採択された経験者数名が原稿を書くときにどんなことに気をつけている（た）か、を語り合うイベントを開催しました！

• 話題提供者：鈴木栄幸先生（茨城大学）大島純先生（静岡大学）大浦弘樹先生（東京工業大学）、大﨑理乃先生（東京都立産業技術大学院大学）

米国のSTEAM教育で先端的な研究をされているDr. Kylie Peppler（カリフォルニア大学アーバイン校）をお迎えして、E-Textilesを使ったSTEAM教育の取り組みについて、ワークショップ形式でご紹介いただきました。

Using E-Textiles to Broaden Participation and Deepen Learning

This workshop focuses on a set of tools and materials called e-textiles–computers and electronics integrated into clothing and other accessories–which represent a unique nexus of three distinct and historically gendered practices: crafting, coding and electronics. This workshop will briefly review the prior research that demonstrates how these tools and materials bear traces of their unique histories of cultural use and access, representing a more inclusive (and arguably more effective) means for teaching electronics and circuitry than traditional toolkits. The workshop will engage participants in learning how to design e-textiles as well as introduce next steps for incorporation into classroom and after-school activities. The implications for rethinking our current educational toolkits to align with deeper conceptual understanding as well as a set of general design principles for fostering more equitable participation in classrooms will be discussed.

学習科学ハンドブック第2版（北大路書房）の各章の内容について、翻訳者の先生に簡単なご紹介をお願いするセミナーを開催しています！

第7回は，以下の2章を取り上げました。

• 静岡大学 大島律子先生「知識構築と知識創造」（第2巻第20章）

• 東北大学 縣拓充先生「ミュージアムにおけるインフォーマルな学習」（第2巻第23章）

学習科学ハンドブック第2版（北大路書房）の各章の内容について、翻訳者の先生に簡単なご紹介をお願いするセミナーを開催しています！

第6回は，以下の2章を取り上げました。

• 東京大学 池尻良平先生「ビデオゲームと学習」（第2巻第19章）

• 愛媛大学 富田英司先生「学ぶために議論する」（第2巻第22章）

トロント大学のCarl Bereiter名誉教授、Marlene Scardamalia教授に知識構築理論を背景としたTransliteracyという新しいリテラシーや、Idea Improvementをどのように達成するかについてご解説頂きました。

• Carl Bereiter先生「From Literacy to Transliteracy」

• Marlene Scardamalia先生「Improvable Ideas: The Foundation of Knowledge Building」

学習科学ハンドブック第2版（北大路書房）の各章の内容について、翻訳者の先生に簡単なご紹介をお願いするセミナーを開催しています！

第5回は，以下の2章を取り上げました。

• 東京学芸大学 北澤武先生「モバイルラーニング」（第2巻第25章）

• 早稲田大学 森田裕介先生「バーチャルワールドにおける学び」（第2巻第26章）

  • ビデオの使用には、Chris Dede先生（ハーバード大学）、Sasha Barab先生（アリゾナ州立大学）にご許諾をいただきました。

学習科学ハンドブック第2版（北大路書房）の各章の内容について、翻訳者の先生に簡単なご紹介をお願いするセミナーを開催しています！

第4回は，以下の2章を取り上げました。

• 専修大学 望月俊男先生「学習におけるタンジブルと身体性のインタフェース」（第2巻第17章）

• 茨城大学 鈴木栄幸先生「身体化と身体化デザイン」（第2巻第18章）

  • ビデオの使用には、Mindshiftにご許諾をいただきました。

学習科学ハンドブック第2版（北大路書房）の各章の内容について、翻訳者の先生に簡単なご紹介をお願いするセミナーを開催しています！

第3回は，以下の2章を取り上げました。

• 静岡大学 大島純先生「複雑系と学習科学」（第2巻第16章）

• 聖心女子大学 益川弘如先生「協調学習の社会的次元と相互作用的次元」（第2巻第21章）

学習科学ハンドブック第2版（北大路書房）の各章の内容について，翻訳者の先生に簡単なご紹介をお願いするセミナーを開催しています！

 第2回は「2つのPBL」と題して、Problem-based LearningとProject-based Learningの2つの章を取り上げました。

• 静岡大学 河﨑美保先生「課題解決型学習（Project-based Learning）」（第2巻第14章）

• 神戸大学 山口悦司先生「問題基盤型学習（Problem-based Learning）」（第2巻第15章）