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風間と歌川（BL）

表紙。風間と歌川が向き合って座っている。

タイトル　「ゆるび」

注意書き。「このキャラクターがこういうセクシュアリティーだったらどんな話ができるかなという二次創作です。歌川くん高校卒業～大学卒業くらいの時期を想像して描いています。」

風間隊の4人が作戦室で話している。三上「風間隊…ですか…。」風間「ああ。ボーダーも人が増えてきて、C級隊員を指導する人間が必要ということで俺に打診があった。それに、おまえたちは俺の元をはなれてやっていける実力がじゅうぶんあると思っている。歌川と菊地原も来年から大学生だから、時間に余裕もできるだろう。急な知らせになって悪いな。」三上「いえ…私たちもある程度覚悟してましたので。」歌川「俺たちのことは心配しないでください。」菊地原「ちょっとー、勝手に決めないでよ。」

風間「そうか、じゃあ…。」宇佐美「ここからは私が引き継ぐね。」隊員たち「宇佐美さん！」宇佐美「作戦室は年度内にキレイにしといてね。あと風間隊解散してフリーになったら、とりあえず私のところにきてね。説明とか手続きとかやることあるから。さて、ここからが本題なんだけど…みんなやるよね…、打ち上げ！…風間隊解散というさびしい節目ではありますが、同時にみんなの巣立ちという喜ばしいことでもあります。おおいに盛り上がっていきましょう！」隊員たち「やったー！」

三上「せっかくだしおいしいところがいいね。」歌川「そうですね」菊地原「うまければどこでもいいよ。」歌川が寂しそうに風間を見つめる。

作戦室引き渡しの日。三上「よし。だいぶ片付いたね。」歌川「はい。」菊地原「あれ、なにこれ。」三上「ああ…、それは風間さんの荷物だよ。」

三上「今日中に取りに来るって言ってたけど忙しいのかもね。会いたかったけどもう帰ろうか。」歌川「そうですね。」3人で帰っている途中。歌川「あの、俺、忘れ物したのでちょっと戻ります。先帰っててください。」三上「わかった、また明日ね。」歌川「はい。」

作戦室に戻った歌川「風間さん、まだ来てないのか。」ソファーに座り、風間の荷物を見る。

時計を確認する。歌川はソファーに寝転がる。「もう少し待とう。」

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