主な取り組み
ケータイ・スマホワーキンググループでは、NPO法人青少年メディア研究協会の助言や学校・教育委員会の理解を得ながら、これまでに様々な取り組みを行ってきました。
ケータイ・スマホワーキンググループでは、NPO法人青少年メディア研究協会の助言や学校・教育委員会の理解を得ながら、これまでに様々な取り組みを行ってきました。
子どものスマホ問題は大人から子どもに注意する場面が多いけれど、子ども達はどう思っているのでしょうか?ルールを決めても守られず、普段スマホで何をしているのか保護者には見えません。このままで大丈夫かな?そんな不安や疑問から始まったのが、保護者と中学生が対談する「中学生ミーティング」です。
中学生ミーティングは2016年より年1回開催し、計5回企画されました(内1回は天候により中止)。
保護者と生徒が対談する企画は全国的にも珍しく、この取り組みを参考に市内の中学校や他県でも同様の取り組みがされました。
スマホやインターネット利用の指導は各家庭で個別に行われているため、それぞれの家庭の取り組みや保護者の考えを共有し、家庭教育に活かす目的で2019年より不定期で開催しています。
青少年メディア研究協会の下田先生が招かれた市内小学校のセーフティ教室で、第二部保護者向け意見交換会の場を借りて保護者ミーティング(短縮版)を行いました。
八王子市立中学校20校の協力を得て中学生と保護者に大規模なインターネット利用実態調査を行いました。この調査の内容は、その後の比較のために2024年にも行っています。
ケータイ・スマホワーキンググループは立ち上げから企画運営まで、NPO法人青少年メディア研究協会(代表 下田太一)の協力のもと行っています。同法人は群馬県の認可を受けた非営利活動法人です。
子どものネット利用問題は、一般的にトラブルの未然防止を目的としたルール作りや安全利用のための対処的な指導が多い中、同法人は「子どもの成長に寄り添いネット時代を生きる次世代の人材育成」という観点から全国各地で教育活動を行っています。子どもの生活が幸せになるネット利用のあり方や使用目的とその価値を評価する視点は、子どものスマホ利用が単なるツールの扱いの問題ではなく、人格形成に影響を与える子育てや教育の問題であることに気づかせてくれます。
八王子市でも2008年ころから小中学校での講演や教員研修などを行っており、その縁もあってワーキンググループに協力いただいています。