ワーキングとは?
ワーキングとは?
ある学校で、入学したての子が、スマホの中で誹謗中傷されたことが原因で6月に転校してしまいました。その子の親に話を聞いたところ、学校の対応が悪く、親は絶望し子どもの希望もあり転校したそうです。
スマホの使用は家庭の責任なので、学校だけで対応するが難しく、スマホ を持たせている自分たち保護者が対応していかなければいけない問題だと思い、このグループを 立ち上げました。
青少年メディア研究協会は子どものネット利用問題の原因を「ネット時代の子育てや教育の環境整備の遅れ」であると早くから警鐘を鳴らしてきました。買い与える保護者の責任の重要性を語りながら、賢い保護者の育成のためのボランティア指導員養成事業など草の根活動を積極的に行っている団体です。中P連でもアンケート調査の分析と総括を依頼したり、2013年までに40回を超える市内小中学校などでの講演のご縁から、ワーキングの立ち上げに協力をいただきました。
この出会いをきっかけに、ワーキングでは以下のことを念頭に子ども達のためにできることを考え続けています。
スマホを「使う・使わない」の議論から一歩進んで、その使い道が自分や他者のためになっているか考えることが大切です。
スマホ・ネットと共に育つ子どもの価値観を理解した上で、子どもから学びながらも成長を見守り助言する姿勢が大切です。
スマホの扱いの問題以前に、社会常識やより善く考える習慣づくりなど、情報を扱える大人に育てる子育て環境が大切です。