視えない微生物の世界をイメージしてみよう
大学の研究室ってどんなところ?研究者ってどんな人たちだろう?
高校生・大学学部生向けに、大学の研究室で実験を体験し、研究者と直接話して、大学の研究者を身近に感じてもらうための「サイエンスカフェ」を大隅財団が開催します!
第3回目の開催は微生物の生き方や役割を研究している筑波大学 微生物サステイナビリティ研究センター MiCSの竹下典男先生です。奮ってお申し込みください!
私たちは日常生活で、目に見えない微生物の存在を意識することはほとんどありません。しかし実際には、数えきれないほどの多様な微生物が私たちの身の回りに溢れるように存在し、自然環境を支え、動植物の健康や人間社会に大きな影響を与えています。宇宙や深海に未知の世界が広がる一方で、私たちの足元を連続的に拡大していく先にも多くの謎に包まれた微生物の世界が広がります。今回は、微生物の世界に気付くきっかけとなるよう、簡単な講義と実験を行います。実験では、実際に微生物(細菌・カビ)の形や動きを蛍光顕微鏡で観察します。構内の土を希釈してプレートに撒き、持ち帰って微生物のコロニーの生育を見てもらいます。講義・実験の後には、研究者とはどんなことをするのか?研究生活とはどんなものか?などについて、歓談する時間を設けます。
7月13日(日)当日のスケジュール
13:00- 開場
13:30-14:30 講義
14:30-16:00 実験
16:00-16:30 懇親会 (お菓子と飲み物が出ます)
竹下典男氏
学歴:
2001年 東京大学 農学部卒
2006年 東京大学大学院 農学生命科学研究科 博士課程修了
職歴:
2006年 カールスルーエ大学 アレクサンダー・フンボルトフェロー
2008年 カールスルーエ工科大学 リサーチアソシエイト
2011年 同大学 グループリーダー
2016年 筑波大学 生命環境系 国際テニュア助教
2019年 同大学 准教授
受賞:
2021年 日本微生物学連盟 野本賞
2017年 日本農芸化学会 奨励賞
2017年 糸状菌遺伝子研究会 奨励賞