遠距離介護

私が選択した【遠距離介護】。

その様子を少しだけ、この「3710通信」で紹介しています。

2014年3月のある日、突然母から私の携帯に電話がかかってきました。

「 足を骨折した!助けて! 」

は電話口の向こうにいる母の様子に違和感を覚えました。すぐに同じく東京にいる妹に電話し、それぞれ実家のある九州に向かいました。

そして、母の住むアパートに到着して愕然としたのです。

部屋はゴミが散乱し、床もベタベタで何の汚れかわからないほどに荒れ果てていたのです。

足を骨折したはずの母は、ベッドから起き上がると、私たちの受け入れもそこそこに、冷蔵庫から直接何かわからないものを手づかみで食べていました。

そこから始まった「介護」。

私が選択したのは、東京と地元を往復しながら、できるだけ現在の生活スタイルを変えることなく、持続可能な介護の仕組み「遠距離介護」を構築することでした。

その選択が、正しかったのか、どうか。

いつまで経っても、わかりません。