会長 太田 智彦
聖マリアンナ医科大学・大学院医学研究科
応用分子腫瘍学 教授
このたび、第33 回乳癌基礎研究会を2025 年6 月14 日(土)・15(日)の2日間、神奈川県熱海市の「ハートピア熱海ホテル」を会場として開催させていただくこととなりました。伝統のある本研究会を主催させていただきますこと、大変光栄に存じます。副会長である本学乳腺内分泌外科学、津川浩一郎教授の多大なるご協力のもと運営してまいります。本会は基礎と臨床の橋渡しを担う研究会で、トランスレーショナルリサーチを実践されている基礎に造詣の深い臨床の先生方や基礎の研究者・専門家をお招きし、乳がんに関する最新の研究成果を共有して基礎知識を深め臨床に還元することを目的としております。基礎やトランスレーショナルリサーチに興味のある若手の先生方の御参加も大歓迎です。今回のテーマは「乳がん臨床の新潮流に向けて」とさせていただきました。ゲノム診療、免疫チェックポイント阻害薬、抗体薬剤複合体を含む昨今の乳がん治療のイノベーションと今後の展望を議論し、新時代の臨床に繋げていく機会になればと考えております。
なお、開催形式は現地開催のみとなります。初日の夜にささやかながら懇親会を開催する予定としております。また、2日目の研究会終了後には源頼朝と北条政子がデートをしていたと言われる伊豆山神社の散策とMOA美術館の見学を企画しております。出来るだけ多くの方にご参加いただき、2日間の企画を楽しんでいただければ幸いに存じます。