第12期(11/1 〜 2026/1/31)スタート!
「3ヶ月チャレンジ!」とは
働く人のメンタルをサポートする
ためのオンライン・コミュニティサービスです。
基本的な内容は次の通りです。
オンライン・コミュニティを用意します。
週に1回の佐々木とのオンライン個別セッションを行います。
週に1回のオンライン・グループセッションに参加できます。
佐々木とのダイレクトメッセージの上限なしでいつでも受け付けます。(オプション)
仕事術やタスク管理メソッドによって、意欲を高めたり停滞やミスを未然に防いだりすることができます。
仕事や生活をそういう「やり方」で回していければ、それで十分だと思います。
しかしその「やり方では十分でなくなった」時にまで、仕事術の知識を増やし、活動の時間を増やし、生産性を増やそうと邁進するのはどうなのでしょう?
ライフハックの限界を越えるためのライフハックを考案しようとするのは行き過ぎだと思います。
むしろもっと異なるポイントに目を向けるべきなのです。
特定の上司や同僚への連絡がどうしても滞る。
職場のパワハラがトラウマのようになってしまった。
朝がつらくて起きられないのに、夜になると眠れなくなる。
夫婦の仲がしっくりいっておらず、それが仕事に影響している。
子どもの不登校への対応が気がかりで仕事どころではない。
仕事をしたいのに「いまはゆっくり休め」と言われ困惑している。
在宅ワークが推奨されているが家では仕事がはかどらない。
仕事はできるがゆっくりした食事や入浴などの自分のケアがまったくできない。
今のままではいけないという危機感や焦燥感がつのるもののそれがやる気につながらない。
部下や同僚に任せればいい仕事まで、ぜんぶ自分が引き受けてしまって、仕事が停滞している。
このような「人それぞれの事情」を私は職業柄たまたまたくさんうかがうことができました。
他にも「なぜ仕事が思ったようにいかないか」について、本人からじっくりとお話をうかがわなければ、まるで見えてこない事情がいろいろとあります。
しばしば本人すら「やるべきこと」にながらく着手せずにいる「本当の理由」について意識していません。
まずはそれについて認識しなければなりません。
そのために私は
時間をかけて事情をとことん語ってもらう
というアプローチをとります。
具体的には佐々木が話を徹底的に聞き込み、その話から必要な質問をし、さらに詳しく語ってもらうなかで
参加者さんの本当の気持ち
に到達するようにします。
そこに解決の糸口があるのです。
※3ヶ月チャレンジ!は心理カウンセリング(心理臨床)ではありません。「心の治療」はしません。アセスメント(診断)もできません。公認・非公認を問わず佐々木正悟はいかなる資格も有しておりません。コーチの資格もありません。3ヶ月チャレンジ!でコーチングは行いません。
※参加資格はありません。仕事をしているかどうかも含め、すべての方がご利用いただけます。
※ただし未成年のかたはご利用いただけません。ご了承ください。
佐々木正悟との週1回の個別セッションをもっていただきます。
佐々木の役割は基本的に「聞き役」で、参加者さん個人の深い事情を考慮に入れながら常識的な対話を重ね、心理的に必要な変化と打開策を検討していきます。
心理療法は行いませんが、お互いに必要と感じた場合には専門の心理カウンセラーを探すお手伝いも可能です。
ワークや目標設定などは原則としてありません。
毎週1回、3ヶ月チャレンジ!のすべての参加者さんが自由に参加できるグループレクチャーを行います。
内容は「精神分析」をベースにした佐々木からのレクチャーと質疑応答です。
これにより、仕事に行き詰まったいま、いったい何が起きているのかについて、情緒を交えた混乱を話し合える場を用意します。
「いつでも3ヶ月チャレンジ!を利用できる」感覚の中で急速な変化を避けつつ進展のキッカケをつかんでもらえればと思います。
24時間いつでもテキストメッセージで相談できるDMサポートです。現在はDiscordを利用しておりますが、たっての御希望があれば他のツールでも対応いたします。
個別セッションやグループレクチャーで語りきれなかったり疑問に感じたりしたテーマについて、テキストによる回答を佐々木からお返しします。
基本的にストローク数の上限などはいっさい設けておりません。参加者さんは好きなだけ「文章による質問」を発信できます。
Discordに非公開の専用コミュティを用意し、こちらで事務連絡や参加者さん同士のやりとりを可能にしました。
3ヶ月チャレンジ!では投稿を促しませんしワークもありません。まったくの自由な掲示板としてご利用いただきます!
この専用コミュニティも、情緒や無意識の働きによって何が起きつつあるかを、少なくとも検討する場として活用してください。
あらかじめ「3ヶ月で一区切り」としています。長く引き延ばすことを前提とせず、安心して取り組めるようにしています。
※心理カウンセリングなどの専門機関の利用を検討され、途中で3ヶ月チャレンジ!を退会したくなった場合には、お支払いいただいた一部料金を返金するなどの対応をいたします。
守秘義務を守るのは当然として、3ヶ月チャレンジ!では参加者さんのお話が他に漏れる気遣いはありません。佐々木正悟は臨床例を公表したり、スーパーバイザーに相談したりすることができない、制度外の存在のため、それらをするメリットをもっていないからです。社会の中でどんな話をしてもそれが外に漏れる心配のいらない場所をもつこと自体が、その人のメンタルを支えることになると考えます。
何度も諦めかけた自分の人生を、今度こそ断念するしかないという無力感と絶望感に飲み込まれそうになったころ、血眼になって仕事術やライフハックの本を探す中で、佐々木さんの共著『先送り0』にたどり着きました。
まず本の中で紹介されていた別のイベント(100日チャレンジ)に参加したことがきっかけで、徐々に佐々木さんのポッドキャストや3ヶ月チャレンジの存在を知っていき、お試しセッションを経て、すでに3期目になる継続をお願いする運びとなりました。
週1回個人セッションの機会をいただくことで、近過ぎず離れ過ぎず、ちょうど良い距離感の伴走者がいてくれる感覚があります。 時間をかけてお話しさせていただく過程で、長い間機能停止・不全状態に陥っていた自分の生命力のようなものが、非常にゆっくりと、微量ずつではあるものの、目を覚まし始めた気がしています。 それがまさに、自分にとっての「働くメンタルを取り戻す」という現象の始まりではないかと観察しています。
また、個人セッションだけでなく、グループセッションにも参加させていただくことで、発見の幅が広がり、良い相乗効果が生まれている気がします。佐々木さんへ常時ダイレクトメッセージを送らせていただけるという環境が、さらなる安心感をもたらしてくれています。 3ヶ月チャレンジ参加前と比べて最も変化したと感じる部分は、自分を「待つ」心のスペースを持つ気になれたことです。四六時中続く、自分自身からの容赦ない攻撃を短時間でも逃れ、一息付ける場所を持てるようになったことは、だいぶ精神的な救いになっています。
これは長年セラピーに通っても得られなかった変化で、たいへん貴重に感じています。
八方塞がりな状況はまだ継続中ですが、その渦中にあっても「抜け道はきっと存在する」という実感を持たせていただいたことに、感謝してもしきれない思いです。
3カ月チャレンジへの参加を決めたきっかけは、仕事の行き詰まりからでした。
それまで自分で思いつく限りの様々な解決策を試みてきましたが、一時的に改善しても継続せず、毎日を力技で乗り切っているような感覚が長く続いていました。
佐々木さんにひたすら話を聞いていただき、時に見解をいただくセッションを重ねるうちに辿り着いたのは、私の過去、幼少期からのエピソードが今の行き詰まりに少なからず影響しているのでは、という結論でした。
(自身が相談援助の専門職であるにもかかわらず、正直まったく自覚できておらず、能力不足が原因とずっと思いこんでいましたので、目から鱗が落ちる思いでした。)
そこで佐々木さんが提案くださったのは、トラウマケアの技法を扱う心理療法を受けることでした。
「できれば医療機関、正規で」との意見もいただき、3カ月チャレンジと並行してクリニック在籍の公認心理師・臨床心理士によるカウンセリングも受けることにしました。
TFTという技法を用いるカウンセリングを受けたところ、それまで頭の中に居座っていた職場への怒りが不思議なことに消失してしまいました。
受けるまでは、嫌なできごとを思い出しては怒りが渦巻いていたのに、それ以降、思い出そうとしても思い出せなくなってしまいました。それだけでなく、長く嫌々していた家事が億劫でなくなるなど、日々の心持ちがよい感じで上向きになってきました。
このトラウマケアをまだ開始して間もないので、今後どうなるかはわかりませんが(笑)、当面継続する予定です。
佐々木さんとのセッションでは、これまで何十年思い出すこともなかった、些細なできごとと思っていたことなどでも今に関わっていることを認識できたり、回数を重ねることで、何回か前に話したことについて解像度が上がったりするのもおもしろく、何より安心して何でも話せる場を提供いただき、カウンセリングまで繋げていただいたことを本当にありがたく思っています。
グループセッションも温かい雰囲気で安心感があり、参加しやすいです。
参加期間は3カ月をとうに過ぎましたが、今しばらく佐々木さんにはピットイン中の私のメンテナンスにお付き合いいただけましたら幸いです。今後ともよろしくお願いいたします!
3チャレで気づかされたのは、ぼんやり生きている私でも、実に多くのことをコントロールしようとしながら暮らしているということでした。失敗を繰り返さないように、自分が不愉快な思いをしないように、無能なヤツだと思われないように、楽しく暮らしている人に見えるように、自分の能力をより高められるように、危険な目に合わないように、大切な人を悲しませないように、嫌われないように…。
良かれと思ってやっている微細な日々の選択やコントロール、脳内叱咤激励などを一人で何度検討しても、どれも絶対に必要で、止めるわけにはいかない努力のように思えます。コントロールしているから、もっと酷い事態を避けられているんだ、やめたら大変なことになる(失職する!家族を失う!ホームレスになる!)と信じていました。
3チャレでは、佐々木さんと一緒にそういう日々の選択やコントロール、自分に投げかける言葉などをじっくり検討してきました。でも、それらを止めるのか続けるのか、どっちが良いのか?どうやって手放すのか?という話はあまりしませんでした。むしろ、自分が採用しているコントロールや人生戦略を徹底的にあぶり出す、そもそも自分がなぜそれを採用しているのかを深く理解することに集中しました。
知る努力さえ続ければ、少しずつ理解すれば、不要なコントロールは自然と消えていくようです。佐々木さんが共有してくださる精神分析の知見やそれに基づく数々の質問は、ここで大きな力を発揮しました。3チャレも佐々木さんも、指示めいたことは(時に腹立たしくなるくらい笑)ほとんど何も言ってくれませんが、一つだけあるとすれば「自分について知ることを諦めない」だと思います。知っていけば必ず変化は起きますし、それはおそらく良い変化です。
●回数について
私は個人セッションとグループセッションがそれぞれ週1回の時に3チャレに参加し、個人セッション週3回+グループセッション週2回まで頻度を上げてみました。上げて正解だったと思っています。
個人セッションの回数が増えると、セッション中に言えることが飛躍的に増えました。週1時間が3時間に増えるので当たり前と言えば当たり前なのですが、それ以上に、「またすぐ次のセッションがある」と思うと、セッション時間を無駄遣いする心配や、佐々木さんに対するいろいろな気兼ねを放り出して、言いたいことが言えるようになりました。そして、言えるようになってから、「なんだか気兼ねして言わないでいたこと、なんとなく言いたくなかったこと」こそ、自分の足枷になる人生戦略を解く重要な鍵だったことに気づきました。
3ヶ月チャレンジを利用し始めてから6期目となります。状況は何も変わっていないように見えますし、いや、どの程度3チャレ!のおかげか判別はできませんが、参加きっかけの困り事は改善しました。そういう意味では目的は達成したと考えられますし、その困り事の根本要因は解決しないものの、費用面の理由から中断を考えていました。それでも結局継続しています。何が起きているのか考えてみています。
参加のきっかけは、平たく言えば「ミドルエイジクライシス」です。これによりすっかり忘れていた過去の嗜癖が現れ、主に経済的な問題が生じ、これを何とかしなければと考えたのがきっかけでした。
ミドルエイジクライシス自体は誰もが抱えうる問題だと思いますが、私がこれに直面した時に気付かされたのは、「これまでの戦略ではどうにもならない」という行き詰まりでした。
つまり、小手先の方法、できそうなライフハックを試し、時には気合で乗り切ろうとし、あるいは都合の悪いことは切り捨てる、やり過ごすというようなことです。それが、もう頑張れなくなりました。何もやる気がしません。これもミドルエイジのせいかもしれません。でも、もう耐えられない。「じゃあ、どうする?」を考えなければなりません。
これまでの戦略が機能しないとなると、根本を変えなければならないと思いました。ココロの問題だとは気づいている、そこで辿り着いたのが、佐々木さんのサービスでした。
自覚としては、「ビョーキ」ではない。直ちに生活に困っているわけではないが、しかし余裕があるわけでもない。「正規」のプロは敷居が高い(保険もきかず、高額である。病的な症状はないのでうまく話せず「なぜ来たのか」という“顔”をされそう。そんなことはないのがプロなのでしょうが)。しかも、どうも正規のカウンセラーさんにかかったところで、いつまでかかるかわからないし、「薬」のようにわかりやすい効果があるとは限らないようである。ちなみに薬はのみたくない。
「話を聞いてもらう」ことにどれくらいお金を出せるのか、佐々木さんのサービスはまずこの観点で、お値打ちだと思いました。そして、私には「話を聞いてもらう」ことが大事だという直感があったのだと思います。
1年以上継続していても、私は未だうまく話すことができません。どうでもよさそうなことばかり話して1時間が過ぎていきます。それでも、進展はあるように感じます。それは、私の場合、DMサービスが大きく寄与しています。
「『こんな(ツマラナイ)こと、人には言えない』を話す」を、「何でも聞くサービス」を提供している佐々木さんに対してであっても面と向かうとできないのは、無意識に「してはいけない」超自我が発動し、また無意識にそれに従うからだと思います(それでも他の人には意識的に控えがちな「どうでもよさそうな話」をするのですが)。
DMでは調整しながらも、抱えた思いを出すことができます。一番効果を感じるのは、「つらい局面」に陥った際、ただ嗜癖に走ることもかりそめの慰めにはなるのですが、DMにすぐさま書いて送信してしまう時で、私はこれに何度も救われたと思います。佐々木さんの反応を気にしなくていいとわかってきたからできることです。また、自分の書いた文章や佐々木さんの返信を見ながら、じっくりその現象について検討することもできます。
その検討にはグループレクチャーやグループセッションでの理解が大きく役立ちます。精神分析の知見を参照しながら、「何が起きているのか」「どういうことなのか」「なぜそうなるのか」を知ることができます。
困ったことが起こるメカニズムは、無意識かつ高速で行われるため、多少の知識を持ったところで残念ながら直ちに反応できたり、矯正できたりするわけではありません。どうやら、3チャレ!でも精神分析でも「何をどうすればいいのか」その答えは出そうにありません。
それでも、少しずつ超自我を緩められるようになってきたと信じていますし、何度も諦めそうになったり、実際に諦めたりしながらも自分や自分以外の人々のパーソナリティや情緒に向き合うメンタルを持つことができました。
まだまだ厳しい心情に陥ることがあり、中断はよくないという直感があって継続するに至りました。少しずつでも何かを掴んでいきたいという気持ちです。継続による変化を楽しみにしています。
基本3ヶ月間で75,000円 (税込82,500円)
私、佐々木正悟は臨床心理士や公認心理師といった資格をもっていません。
必要に応じて、病院や専門機関の利用をおすすめすることがあります。
セッションや他の参加者さんとの交流の中では、これまで話してこなかった体験や感情に触れることがあります。
そのため、一時的に気持ちが重くなることもあります。
安心できる関係を目指していますが、ときには「依存してしまう」「思ったように伝わらない」と感じることがあるかもしれません。
ビジネス心理コンサルタント。
心理学学士。実験心理学の博士課程に進学するも、学問的研究よりも「心が動く瞬間」そのものへの関心が強まり中退。
帰国後、執筆者として活動し、行動科学と心理力動のあいだを往復する著作を執筆。代表作に『いつも先送りするあなたがすぐやる人になる50の方法』『先送りゼロ』がある。
現在は、精神分析的な視点から、ビジネスや人間関係の根底にある「感情の流れ」を読み解くオンラインプログラム『3ヶ月チャレンジ!』を運営。
参加者は医師・実業家・研究者など、多忙な環境で「思考と情緒の分離」を自覚する人々が中心となっている。
資格制度や監督機関に依らない独立実践者として、転移や倫理を検討しながら、制度外で心を扱う方法を探求している。
「心の理論」と「日常の実践」を架橋する試みとして、ポッドキャスト『ライフハックからの精神分析』(配信回数1000回超)を継続中。
行動の背後にある感情と無意識の構造
先送り・罪悪感・完璧主義の精神力動
「制度外の心理支援」における倫理と内省
分析的思考と情緒的理解の統合
『先送りゼロ』(技術評論社)ほか著書多数
ポッドキャスト「ライフハックからの精神分析」
ウェブサイト: https://nokiba.github.io
X(旧Twitter): @nokiba