第 29回
⽇本作業療法教育学術⼤会
IN 福岡
更新:2024.07.01. 「参加登録」「スケジュール」を更新しました
テーマ
未来に向けた‘‘作業療法教育の羅針盤’’
-地域共生社会における作業療法の深化-
会 期:2024 年 11月30日(土)~12 月 1 日(日)
会 場:福岡国際医療福祉大学 (福岡県福岡市早良区百道浜3丁目6−40 )
大会長:丹羽 敦 (福岡国際医療福祉大学)
実行委員長:青山 克実(九州栄養福祉大学)
第 29 回
日本作業療法教育学術大会
大会長:丹羽 敦
(福岡国際医療福祉大学)
**【開催趣旨】
現在、作業療法士の社会的認知度が問われており、賃上げの停滞、協会への入会率低下、養成校の定員割れ等の問題が顕在化しています。
これらの問題に対して、我々作業療法士は、作業療法が国民に求められ、また小中高生に“作業療法士”が将来なりたい職種として選ばれるよう、国民の健康に貢献すべく現場の実践力を高め、作業療法の成果をエビデンスをもって示すことが重要です。
また、令和6年度は「トリプル改訂(診療報酬、介護報酬及、障害福祉サービス等報酬の改定)」の年であり、厚労省もこれらの改定における基本的視点の一つに「地域包括ケアシステムの深化・推進」が示されました。すなわち地域共生社会の中でいかに作業療法の専門性を可視化できるか、についても、作業療法(士)の社会的認知度を向上させる課題といえます。
そして、このような課題解決に向かっては、現在の多様な価値観をもった社会において、地域に貢献し、作業療法の可能性、存在感を示すことが大切であり、専門的知識、技能は勿論のこと、地域と作業療法の共存の可能性を創造していく、そんなプロフェッショナリズムの育成が、学内教育、臨床実習教育、職場内教育といった卒前・卒後を通した作業療法教育において重要であると考えます。
そこで、今回のテーマを「未来に向けた“作業療法教育の羅針盤”―地域共生社会における作業療法の深化―」としました。
講演では、職能団体としての取り組み、作業療法の可能性を拡げる実践報告、過去・現在を振り返りこれからの作業療法教育への期待、といった内容を企画しております。ぜひ、これらの講演をもとにシンポジウムの中では、未来に向けた作業療法士育成の手引きとなる指針について、参加者皆様と活発な議論を期待しております。
今、地域社会には多岐にわたり作業療法の独自性を発揮できる場があり、新たな役割を示す契機でもあります。今回の学術大会は、コロナ禍以前の開催形態に戻し1日半の対面形式で開催致します。福岡の地で、皆様の作業療法士としてのキャリアビジョンを存分に語り合って下さい。
実行委員一同、多くの皆様の参加をお待ちしております。
大会ポスター(A4)
【第29回 日本作業療法教育学術大会 参加費】
会 員 <事前> 4,000円 <当日> 5,000円
非会員 <事前> 7,000円 <当日> 8,000円
学生 無料 (有資格者で大学院学生は含みません)
*1日目 懇親会:5,000円
*2日目 お弁当:600円
*参加申し込み期間は、現在検討中です
会員募集のお知らせ
日本作業療法教育学会では,会員を募集しています。
この学会では,より質の高い作業療法教育の実現を目指して,教育現場における様々な問題提起や問題解決に取り組んでいます。主な活動は,年1回の学術大会,年 2 回の学術誌「作業療法教育研究」の 発行,年 2~4 回のニュース発行,ホームページを通じた情報発信と情報共有です。
現在の会員数 251 名,賛助会員 1 法人です。
作業療法士教育に興味,関心のある方は,是非ご入会ください。お待ちしております。
詳細は,日本作業療法教育学会ホームページ 入会案内 http://www.joted.com/ をご覧下さい