九州地区商工会青年部合同研修会の開催にあたってのご挨拶
九州地区商工会青年部連絡協議会
会長 山村 弥平
この度は、九州地区商工会青年部合同研修会(佐賀大会)にご参加いただき、誠にありがとうございます。
まずは、本大会の開催にあたりご尽力いただきました諸先輩方、開催地・佐賀県青連の大会実行委員および部員の皆様、商工会関係者並びに関係各団体の皆様に、心より厚く御礼申し上げます。
現在、中小企業・小模事業業者を取り巻く経済環境には、原材料やエネルギー価格の高騰、それに伴う生活コストの上昇や人手不足といった課題が続いております。
その一方で、2025 年に入り家計の消費が回復傾向を示し、特に外食や自動車関連支出が増加しており、消費の回復がうかがえます 。また、製造業を対象とした調査では、半導体関連を中心に企業の景況感が改善しつつあることが示されています。
こうした経済環境の中で、商工会青年部に求められているのは、地域のリーダーとして知見やネットワークを生かし、変化に柔軟に対応しながら地域の活性化へ貢献していく姿勢です。
合同研修会(佐賀大会)は、九州各県から青年部員が一堂に会し、使命を共有しながら資質を磨き合う貴重な場です。大会スローガン「SAGARISE ~コノチカラ~」に示されるように、佐賀の地から共に力を結集し、青年部として更なる高みを目指してまいりましょう。
各商工会青年部の皆様には、部員一丸となり、地域経済発展のため今後ともご尽力をお願い申し上げます。本大会を通じて得られる学びや人脈を各地に持ち帰り、九州の青年部約7,500 名が地域づくりの原動力となることを、心より期待しております。
結びに、「九州はひとつ」この言葉を胸に、皆様のさらなるご発展とご健勝を、心よりご祈念申し上げて、私の挨拶とさせていただきます。
佐賀県商工会青年部
会長 久保 良真
令和7年度九州地区商工会青年部合同研修会を、「佐賀」の地で九州各県の青年部員が一同に集まり開催できますことを心から嬉しく思います。
はじめに、本大会の開催にあたり、九州商工会連合会及び九州地区商工会青年部連絡協議会をはじめ、多くの関係者の皆様のご尽力に対し、開催県青連を代表して心より御礼申し上げます。
さて、直近の私たち中小・小規模事業者を取り巻く経営環境を見てみると、産業のDX化やIT化などの急速な技術革新の発展、さらには長期化するインフレ、大幅な賃上げや後継者不足など様々な問題が山積しており、厳しい経営環境が続いております。
このような厳しい経営環境のなかでも、商工会青年部は、諸先輩方から受け継いだ知恵やネットワークを駆使しつつ、これらの難題に対しあゆみを止めることなく、地域振興発展の先駆者として、地域の未来のために挑戦をし続け、壁を乗り越えていかなければなりません。
この青年部合同研修会は、九州各県の青年部員が一同に会し、青年部の責務を確認するとともに、各々の資質向上や仲間との絆を強固にするための良い機会となっております。
本大会のスローガン「SAGARISE ~コノチカラ~」にあるように、この「佐賀」の地で皆様が多くのこと学び、九州各地の青年部員と語り合い、青年部員一人ひとりの力を更に高めていただけることを願っております。
そして、佐賀の地で学んだことをそれぞれの地域で還元していただき、各地域の青年部員の力を更に高め、青年部が地域の未来のための大きな原動力となることを強く期待しております。
最後になりましたが、皆様の更なるご発展、ご健勝並びに本大会が皆様にとって実り多き大会となりますことをご祈念申し上げまして、私からの挨拶とさせていただきます。
九州地区商工会青年部連絡協議会の役員のご紹介
熊本県商工会青年部連合会 会長
会長 山村 弥平
高森町商工会青年部
沖縄県商工会青年部連合会 会長
副会長 玉城 堅矢
南城市商工会青年部
福岡県商工会青年部連合会 会長
百田 周平
須恵町商工会青年部
佐賀県商工会青年部連合会 会長
久保 良真
武雄市商工会青年部
長崎県商工会青年部連合会 会長
川添 達朗
長崎市北部商工会青年部
大分県商工会青年部連合会 会長
水野 幸太郎
豊後大野市商工会青年部
宮崎県商工会青年部連合会 会長
久木山 徹
三股町商工会青年部
鹿児島県商工会青年部連合会 会長
有馬 直哉
かごしま市商工会青年部