2024年は12月中旬まで紅葉が伸びたということだが、地元の人の話しだと、今年は11月中旬に急に紅葉始まり2週間でほぼ終わってしまったという。訪問は12月1日~6日で、もうかなり散ってしまっている状態だったが、何とか残った紅葉をアングル切り取りとなった。 (訪問順掲載)
2024年は12月中旬まで紅葉が伸びたということだが、地元の人の話しだと、今年は11月中旬に急に紅葉始まり2週間でほぼ終わってしまったという。訪問は12月1日~6日で、もうかなり散ってしまっている状態だったが、何とか残った紅葉をアングル切り取りとなった。 (訪問順掲載)
圓光寺 (左京区)
境内は広くはないが、きれいに整備されている。紅葉のピークは過ぎてしまっていたが、まだ十分楽しめた。それほど人出は多くなかったが、無人の縁側を撮影するのは辛抱が必要。
光明院 (東山区)
東福寺の南側にある。初めて訪問した。紅葉はピークだったが、陽は当たっておらず影だった。庭には出られないが、住居部分や縁側が広く、ゆったりと座って楽しめた。印象的な窓もいくつかある。
化野念仏寺 (嵯峨野)
最近は愛宕念仏寺の方が外国人に大人気だが、落ち着きは化野念仏寺の方がよい。また、紅葉も綺麗だ。
ここに多く並ぶ像で目立つのは五層構造を持つ五輪塔と言われる供養塔である。上から「空、風、火、水、地」を現すとう言う。屋根のような部分が火に当たる。また供養地の真ん中にある高い塔は十三重石塔と呼ばれるものである。元々はブッダの仏舎利(遺骨や歯などを)を収めた仏塔に由来するが、ここの塔に収められているかどうかは知らない。五重塔や銀閣寺などの舎利殿も同様な目的を持つ。
二尊院 (嵯峨野)
参道の桜や紅葉が綺麗だが、参拝の往復路になっているので人のいない風景を撮影すのはほぼ困難。境内は狭いので、特に見所はないが縁側に座ってゆっくりできる。ただし、おしゃべりが煩いことも多々。
常寂光寺 (嵯峨野)
数年前に比べると人出がかなり多くなっており、全体風景撮影には向かない感じの雑踏になっていた。何カ所かの切り取り写真となる。
鹿王院 (嵯峨野)
嵐電・鹿王院駅から近いが、嵯峨嵐山駅からも遠くない。目立たない寺院だ。紅葉は終わりを迎えていたが参道と銀閣寺風の建物が美しい。ただし、縁側からは正面の建物や庭は完全逆光になるので陽が出ていると撮影難しい。
城南宮 (伏見区)
池を配した「平安の庭」とういう庭園がある。広くはないが綺麗につくられており、赤紅葉も残っていた。人も少ないので良かったが、代わりに太陽が出たり、陰ったりしていたので太陽待ちの時間がかかった。陽があるのとないのでは全然違う。しかし、池の上に張ってある鳥除けのテグス糸が雰囲気削ぐ。
東寺 (南区)
昼間の東寺は久しぶりの気がする。紅葉はほぼ終わり近くだったが、場所を選べば赤紅葉が残っていた。今回は五重塔の初層の内部を見ることが出来た。この五重塔には舎利殿であり釈迦の歯?が3つ収められているという。収納場所は中央の心柱の下かと思ったが、説明員の方の話しだと一番上の部分ではないか、と。誰も見たことないらしい。この等は同じ太さに見えるが実際には初層は幅があり中心の4本+周囲の12本の柱で支えられているが、2層以上は中央の4本の柱が伸びて支えているとのこと。また初層には心柱周囲に空間があり仏像等が収納されているが、2層以上は居住空間はなく構造物だけとのこと。
旧三井家下鴨別邸
下鴨神社の紅葉は多少あっが、上手く撮影する程の腕がなかった。下鴨神社と鴨川デルタの間で旧三井家別邸が公開されていたので寄ってみた。旧財閥の施設だが、あまり大々的に接待などに使ったものではないようで、上野の三菱の旧岩崎邸などに比べると質素。部屋も和室中心だが、贅沢感はある。特に面白かったのは3階と言われる展望小部屋で、東山など四方が見渡せた。接待ではなく主の息抜きの部屋として使われていたらしい。
銀閣寺
紅葉を楽しむ寺ではないが、質素に紅葉していた。
法然院
銀閣寺から近く、初めて訪問した。山門付近の紅葉雰囲気か良い。しかし、そこそこ人の出入りがあるので無人の機会をしばし待つ必要がある。
安楽寺
法然院から近く。山門の紅葉と落ち葉がピークを過ぎてしまっていたが見事。
大豊神社~哲学の道
安楽寺から哲学の道に出てすぐにある。地味な神社だが落ちついている。哲学の道は春の桜の時期に比べると寂しい限り。
永観堂
紅葉はほぼ終わっていたが、そこそこのシーンがあるのは流石永観堂というべきか。
南禅寺付近
この付近は何回来たか覚えていないが、思い出深い場所。多分、学生の時、初めて京都に個人旅行で来たときに最初に訪問した場所の気がする。大きな三門や伽藍、ちょっと異風な水道橋、豆腐料理も食べた記憶。いつも賑わっている場所だ。
建仁寺
祇園の近くにある禅寺。所有する風神雷神図はレプリカが展示されている。中庭の紅葉がよいと地元のカメラマンから聞き、開場まで40分程待ってみた。
八坂神社~円山公園~法観手遠景
人気の散歩コース。特に桜の季節は人が多い。高台寺南側の階段からは「いかにも京都」といった法観寺(八坂の塔)の風景。
清水寺
やはり清水寺はトップクラスの観光寺院であり、十分な景観を持つ。今回は紅葉はほとんど終わっていたが、なんとか角度を選んで撮影。関東の人が富士山が見えると嬉しいように、関西の人はあべのハルカスが見えると嬉しいらしい。何カ所かでそんな声を聞いたが、この清水寺からも見えるらしい。(下写真には写っていない。もっと左側)
智積院
今回の旅の最後に訪問。紅葉・桜の隠れた名所となっているが、本堂前の紅葉は1本を除いて散ってしまっていた。一週間前に来院した人も「あら、きれいに無くなってしまっている」とびっくりしていた。