相撲協会の白鵬イジメ

2024/04/15(月)

相撲協会のこの下品さは我慢ならないな。


宮城野親方が転籍先の伊勢ケ浜親方から“謝罪行脚”指令「全国回って親御さんに会ってきなさい」― スポニチ Sponichi Annex スポーツ 

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宮城野親方が転籍先の伊勢ケ浜親方から“謝罪行脚”指令「全国回って親御さんに会ってきなさい」

[ 2024年4月3日 13:18 ]

伊勢ケ浜部屋へあいさつに訪れた(左から)宮城野親方、紗代子夫人、間垣親方(撮影・前川 晋作)

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 大相撲の宮城野親方(元横綱・白鵬)が3日、東京都江東区にある転籍先の伊勢ケ浜部屋へ、紗代子夫人や間垣親方(元幕内・石浦)らとともに出向いて伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)にあいさつした。

 宮城野部屋は元幕内・北青鵬による暴力事件の影響で部屋の無期限閉鎖、所属する力士や親方ら全員の伊勢ケ浜部屋転籍が3月28日の理事会で正式に決定。引っ越し作業は今月7日に完了する予定という。

 宮城野親方らはこの日、伊勢ケ浜部屋に約1時間半滞在。師匠としての再教育を行う立場の伊勢ケ浜親方からは「全国回って親御さんに会ってきなさい」と、弟子たちの親に対して部屋閉鎖の経緯を自ら説明して回る“謝罪行脚”に出向くことを命じられた。

 自身の部屋が閉鎖されて伊勢ケ浜部屋の“部屋付き”となった宮城野親方は「一生懸命頑張るとも言えない状態ですけど…」と複雑な心境を吐露。続けて「一日一日頑張るという思いです」と言葉を絞り出し、先行き不安な中での再出発へ前を向いた。


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もはや相撲協会による「白鵬いじめ」だ…宮城野部屋に下った「異様な閉鎖処分」への強烈な違和感(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/2) (gendai.media) 

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もはや相撲協会による「白鵬いじめ」だ…宮城野部屋に下った「異様な閉鎖処分」への強烈な違和感

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これほどまでに理不尽な処分があっていいのか――宮城野部屋の「お取り潰し」に多くの相撲ファンが衝撃を受けている。過去の暴行事件と比べても異例の厳罰について、各界の好角家の声を聞いた。

前例を見ないほど重い処分

「元横綱の宮城野親方は通算1187回の最多勝利を記録し、ギネス世界記録にも認定された英雄です。そのうえ日本の女性と結婚して日本国籍まで取得し、親方にもなられた。そんな方をこうもいじめる日本相撲協会は、自ら恥をさらしているとしか思えません」

宮城野親方が旭鷲山の付き人だったころから交流があるタレントのデヴィ夫人は、憤慨しながらこう続ける。

「協会がやるべきはコンプライアンスを強化し再発防止に努めることであって、親方個人を責めて部屋を没収することではありません。明らかに行き過ぎた処分です」

宮城野親方とは20年来の知り合いだというデヴィ夫人[Photo by gettyimages]

宮城野部屋の問題をめぐって角界が揺れている。相撲協会は2月23日、宮城野部屋に所属する北青鵬が弟弟子に暴力を振るっていたという調査結果を発表し、北青鵬の引退届を受理、宮城野親方(元横綱・白鵬)には平年寄への2階級降格と減俸という処分を下した。

それに加えて、4月から宮城野部屋の師弟は伊勢ヶ濱部屋へ預けられる見通しで、3月の春場所では玉垣親方(元小結・智乃花)が師匠代行を務めた。平成を代表する横綱が率いる宮城野部屋は、事実上の閉鎖に追い込まれている。

これまでも角界では暴行事件が絶えなかった。昨年5月には陸奥部屋でも弟弟子への暴力行為が発覚し、陸奥親方は報酬減額処分を受けている。

一番の被害者は弟子たち

もちろん暴行自体は決して許されるものではない。ただ前例と比較しても宮城野部屋への処分は重く、タレントのヨネスケ氏も「強烈な違和感を覚えた」と語る。

「弟子の監督責任を怠っただけでここまで重い処分を下すのは、どう考えてもおかしいですよ。私と同じく、納得できない相撲ファンは多いんじゃないでしょうか。昔から相撲の稽古に荒っぽい一面があるのは事実だし、それが一種の伝統とも言える。暴力がいけないのは重々わかっているけれど、何でも『パワハラ』と認定して厳しく罰するだけでは、問題が解決するとは思えません」

今回の一番の被害者は、白鵬に憧れて入門したにもかかわらず、もう彼の指導を受けられないかもしれない宮城野部屋の力士たちだ。実際に今の部屋内部には、悲愴な空気が漂っているという。関係者が打ち明ける。

photo by gettyimages(画像はイメージです)

「北青鵬の件が報じられてから宮城野部屋には外出禁止令が出ていて、力士たちは怪我をしても病院での治療すら満足に受けられなかった。

そんな状況で迎えた春場所でも彼らは奮闘していました。13日目にはそれまで休場していた最年長の幕下、宝香鵬も出場。取組の前日に部屋の力士たちを集めて自らの思いを語り、後輩たちはみな涙を流しながら聞いたそうです」

首をかしげる相撲ファンも少なくない今回の一件だが、協会執行部が異例なほど重い処分を断行したのは、この機会に宮城野親方の力を削ごうと画策したからと囁かれる。

相撲協会はなぜ、宮城野部屋に異例なほど重い処分を下したのか? 後編記事『相撲協会「白鵬いじめ」のウラにある「男の嫉妬」…なぜ宮城野親方はここまで恨まれているのか?』では、その理由について解説していく。


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相撲協会「白鵬いじめ」のウラにある「男の嫉妬」…なぜ宮城野親方はここまで恨まれているのか?(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/5) (gendai.media) 

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2024.04.03

相撲協会「白鵬いじめ」のウラにある「男の嫉妬」…なぜ宮城野親方はここまで恨まれているのか?

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これほどまでに理不尽な処分があっていいのか――宮城野部屋の「お取り潰し」に多くの相撲ファンが衝撃を受けている。過去の暴行事件と比べても異例の厳罰について、前編記事『もはや相撲協会による「白鵬いじめ」だ…宮城野部屋に下った「異様な閉鎖処分」への強烈な違和感』に続き、各界の好角家の声を聞いた。

「男の嫉妬」が渦巻く

宮城野部屋の問題をめぐって角界が揺れている。相撲協会は2月23日、宮城野部屋に所属する北青鵬が弟弟子に暴力を振るっていたという調査結果を発表し、北青鵬の引退届を受理、宮城野親方(元横綱・白鵬)には平年寄への2階級降格と減俸という処分を下した。

それに加えて、4月から宮城野部屋の師弟は伊勢ヶ濱部屋へ預けられる見通しで、3月の春場所では玉垣親方(元小結・智乃花)が師匠代行を務めた。平成を代表する横綱が率いる宮城野部屋は、事実上の閉鎖に追い込まれている。

首をかしげる相撲ファンも少なくない今回の一件だが、協会執行部が異例なほど重い処分を断行したのは、この機会に宮城野親方の力を削ごうと画策したからと囁かれる。

現役時代の白鵬(現在の宮城野親方)[Photo by gettyimages]

「宮城野親方はヒトとカネを集めるのが抜群にうまい。トヨタの豊田章男社長(当時)や小泉純一郎元首相、ミュージシャンのYOSHIKIなど多くの著名人が集まった断髪式は、参加費の収入だけでも4億円と言われています。また知名度が高いため日本中から入門を志願してくる新人も多く、有望な人材を独り占めしているとの嫉妬めいた批判もありました。

加えて宮城野親方には、今年1月に行われた協会の理事候補選に出馬する意志があったと言われています。しかし彼は部屋を持ってからまだ1年半しか経っていない。若いくせに生意気だと思い、今のうちに潰しておこうと考える親方もいます」(大手紙相撲担当記者)

調査結果を発表した2月23日、芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は「『(宮城野親方を)相撲協会から排除するべきではないか』という意見も出た」と明かした。八角理事長(元横綱・北勝海)率いる現執行部内での反感は根強い。

なぜ「白鵬アレルギー」はここまで高まってしまったのか。東京工業大学教授の中島岳志氏は、「彼がモンゴル出身であることも関係しているのではないか」と話す。

「20世紀インドの独立指導者にラース・ビハーリー・ボースという人がいますが、彼と比較するとわかりやすいでしょう。過激派として祖国を追われたボースは日本へと逃れ、新宿中村屋の創業者夫妻にかくまわれます。

ラース・ビハーリー・ボースと妻の俊子[ウィキメディア・コモンズ]

彼は日本人とうまく付き合ったタイプの外国人でした。普段から着物を着て日本語も堪能になるまで学び、郷に入っては郷に従えを自ら実践した。『ともにアジアの解放を目指そう』と主張したので、日本の右翼からもかわいがられたんです。一方で彼らも、日本に意見するインド人独立運動家に対しては冷淡だった。

白鵬は現役時代から相撲協会に対して物怖じせずに発言しており、従順なタイプではありません。そこに男の嫉妬が絡んで、彼の足を引っ張る人が出てくるのでしょう」

火種は見えていた

もちろん白鵬自身も、相撲という日本文化に馴染もうと努力してきた。『のたり松太郎』で角界を描き、現役時代の彼と対談した経験もある漫画家のちばてつや氏が語る。

「彼は昔の名横綱・双葉山の伝記を読むなど勉強熱心で、日本のお相撲さんより詳しいかと思うほど。心技体のすべてがそろった人格者でしたね」

ただし、ちば氏が美徳と考えている点も評価が分かれる。漫画家のやくみつる氏は「その『あざとさ』が問題の発端ではないか」と指摘する。

「現役時代の白鵬関は双葉山や大鵬など偉大な先達の名前を挙げて、『彼らの映像を見て学んでいる』と話していました。本人としては見習っているつもりだったのかもしれませんが、名横綱と自分を同列に並べているようにも聞こえてしまう。もう少し控えめに振る舞えばいいのに……と思った場面は多々ありました」

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実際、現役時代の白鵬には大胆な「問題行動」も見られた。2017年の九州場所では観客とともに万歳三唱を行って厳重注意され、2019年春場所では観客を促して三本締めをし、けん責処分を受けている。

「日本のお相撲さんとは振る舞いが違うと感じる場面が時々あり、私もハラハラしながら見ていました。そういった点で、伝統を重んじる相撲協会とは反りが合わなかったのでしょう」(前出のちば氏)

素顔は「気遣いの人」

だがそれは「サービス精神ゆえの行動だ」と彼の素顔を明かすのは、宮城野親方と20年来の友人であるボクシング元スーパーフェザー級チャンピオンの上原康恒氏だ。

「彼は面倒見がよく気遣いができる人なんです。千秋楽が終わった後の打ち上げに何度も呼んでもらいましたが、いつも自分は後回しでまず周りの人に料理を振る舞う。

万歳や三本締めの件も、目の前で盛り上がるファンを喜ばせたくてやったんだと思いますよ。相撲協会だって公式に『万歳してはいけない』と決めているわけではないのに、後から注意するのは理不尽でしょう」

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いまや相撲は世界中から注目を集めていて、取組を見るため来日する外国人も増えている。白鵬のようなわかりやすいサービス精神が求められる時代とも言えよう。だからこそ今回の処分は見直すべきだと主張しているのが、脳科学者の茂木健一郎氏だ。

「私が心配しているのは、相撲協会はフェアな組織ではないという認識が国外にまで広まってしまうことです。ここで宮城野親方に理不尽な処分を下し、相撲界から追放するような事態にまでなれば、協会の閉鎖的な体質に対して国内外からブーイングが起こるでしょう。フェアな精神にもとづき『横綱相撲』を取るつもりで、今回の処分も再考してほしいですね」

あるべき「保守」とは

元をたどれば神事として始まった相撲に、白鵬ら海外出身の力士たちは新しい風を吹き込んできた。長く続いた価値観を守ろうとするあまり、外から来たものに過剰反応してしまう相撲協会の姿勢もわからなくはない。

しかし伝統的なしきたりを保持しながら白鵬のような「異端児」も取り入れつつ、時代に合わせてアップデートしていくことも可能ではないか。

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「保守の原点とも言われるイギリスの思想家バークは、『保守のための改革』という言葉を残しています。つまり根本にある精神の部分は変えずに、時代に合わせて細部を微調整していくことの重要性を説いたわけです。

相撲協会もこの考え方を見習うべきでしょう。神事から続く伝統的な側面は残しつつ、あまりにも旧態依然とした部分は恐れずに変えていくことが求められると思います」(前出の中島氏)

処分に反対するネット上の署名活動では、すでに1万筆以上が集まっている。宮城野部屋は今まさに閉鎖の土俵際。撤回されれば、座布団が舞うのは間違いない。

「週刊現代」2024年4月6・13日合併号より

さらに関連記事『横綱・照ノ富士が膝につけている「異様な器具」を、あなたはどう考える?』では、照ノ富士が使っている「異様な器具」について分析していく


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 ヴィ夫人 元白鵬・宮城野親方への処分で日本相撲協会に苦言 「日本の恥」と断罪も

3/23(土) 20:00配信

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 デヴィ夫人

 タレントのデヴィ夫人が23日、自身のX(旧ツイッター)を更新。弟子である元幕内・北青鵬が起こした暴力事件の責任を取る形で師匠の立場を外された元横綱白鵬の宮城野親方への処分について言及し、「日本の恥」などと批判した。


 デヴィ夫人はXで、宮城野親方について「前代未聞の栄えあるレコード、横綱在位の最長期間84場所、大相撲勝利最多1187回などギネス認定を受けた」とした上で「弟子の北青鵬の暴力沙汰で師匠の素養、自覚が欠如していると相撲協会は断罪」とつづった。


 さらに、白鵬が下された処分を列挙し、「今や宮城野部屋を協会から排除、部屋閉鎖の動きが出ているという」とも記述。「これまでに数々の親方が、リンチ事件をおこしたり、ビール瓶や、鉄棒で暴行を加えるなどの噂があるなかで、こんな罪を見過ごしてきた協会がなぜ今さら宮城野に対してここまで断罪をするのか」と疑問を示し、「これは親方になったばかりの宮城野に対する協会の“かわいがり”か」「協会としてのコンプライアンスを徹底すれば良い話ではないのか」と苦言を呈した。


 さらに「協会と白鵬との間にどんな溝があるか、つゆ知らないが、親方になるために日本国籍までとったモンゴル出身の英雄を、ここまで貶めようとしていることは日本の恥であると思う」と断罪。一連の投稿には「モンゴルとの国交にも影響しかねないですね」「白鵬より相撲協会自体に問題があるのではないか?」などの意見が寄せられた。

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「宮城野親方追放」はやりすぎだ…!好角家・茂木健一郎氏が語る「相撲協会の理不尽」(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/3) (gendai.media)