2020年度の高度ICT演習は、以下の4チームが活動していました。
近年、”Finance”と”Technology”を掛け合わせた”Fintech”が注目されている。特にブロックチェーン技術を応用した仮想通貨は、社会の基本構造を大きく変える潜在能力を持っている。一方で私たち学生には、学生生活において金銭による取引が適していない場面が多く存在する。例として、”友人に課題や講義について教えてもらった際のお礼”が挙げられる。本プロジェクトでは例に挙げたような場面で”金銭ではない通貨による取引”を実現させるため、仮想通貨FUNneyのシステムおよびサービスの企画、提案、設計、開発を行う。
本学では様々な講義や活動が行われているが、それに必要なソフトウェアやミドルウェアなどは各学生が自分のPC上に環境構築を行っている場合が多い。そのため、PC毎に少しずつ異なる環境が構築され、実行時に予期せぬトラブルを招くことがあり、演習課題にも不都合が生じる。このチームでは、学生ごとに開発環境が異なる問題を解決するべく、学内の演習・自習に使用されることを目指したクラウド基盤を構築・運用し、講義や学生に対して提供する。今年度は動くプロダクトを目標に、実際にユーザに使ってもらうことを目指して開発を行っている。
北海道では魅力的な海の幸が多く獲れます。しかし多くの人にとって魚料理は肉料理などに比べてハードルが高いイメージがあり、敬遠されがちです。そこで私たちは「おすすめレシピ365」と「北海道お魚図鑑」のデータを使用し、魚料理を通して北海道の魚介類の魅力を知ってもらうiOSアプリ「おさかな日和」を開発しています。今年度は他のアプリではできない体験を提供することを目標に、買い物から調理まで、魚料理の作成をトータルでサポートする機能の開発を行っています。
本プロジェクトは、歴史ある函館スイーツの消費拡大を目的として活動しています。そのために、函館スイーツの魅力を伝えるためのモバイルアプリの開発とそのアプリのコンテンツを充実させるためのWebアプリを開発しています。その開発に伴い、函館市経済部や函館スイーツ推進協議会等の地元の方々とコミュニケーションをとりながら開発を推進しています。iOS/Androidモバイルアプリのリリースを目標に他学年の学生が一丸となってチーム開発を進めています。