10:00-11:30 [招待講演] 赤間 健人(Taketo Akama) - Sony Computer Science Laboratories, Inc. - CSL
深層学習による生成制御アルゴリズムの概観:
シンボリック/オーディオ音楽生成への応用事例から学ぶ
深層生成モデルの基礎構成要素(最尤推定/VAE/GAN等による学習法、自己回帰/エンコーダーデコーダーと言ったモデルの概念、LSTM/Transformer/CNNと言ったアーキテクチャ)の基本理解を前提とし、本講演では、生成制御のためのアルゴリズムに注力します。多数の論文(シンボリック/オーディオ音楽生成が中心)の手法を参照しながら、様々な方法論に対する理解を深めましょう。
計算論的生成音楽学 ワーキンググループ(Working Group on Generative Music Informatics 通称GMI)は情報処理学会 音楽情報科学研究会に属するワーキンググループで、自動作編曲、演奏表情付けを始めとする音楽生成系研究において計算論的アプローチを用いて研究に取り組んでいる後期博士学生、若手、中堅、シニア研究者が一同に集まり、研究発表を通じた議論、文献調査のよる勉強会、情報交換を行っています。Symbolicに表現された音楽および音楽演奏の生成とその評価方法に関する議論を通じて、音楽を理解する計算機の実現、ひいては人間の音楽の認知過程を明らかにしていくことを目的としています。
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