震度7の前震後,3ヶ月が過ぎた.
余震も次第に少なくなり,7月11日には一日1回まで減少した.
いよいよ収束宣言かと思いきや,今後も震度5弱の可能性があるとの政府見解である.
追記 15日 7回,16日 5回,17日 3回
最近一月間の余震の内容を調べると,震度4程度の余震が間歇的に起こっている.
追記 15日7回(震度1ー5回,震度2ー2回), 16日5回(震度1ー4回,震度2ー1回) ,17日3回(震度1,2,3 各1回)
報道によると,熊本県内では13日の時点で15万7000棟余りの住宅で地震による被害が確認され,全壊と半壊は合わせて3万4200棟余りに上っている.
1日一回になったと言っても,その前後には震度4,3の地震が起こっている.7月9日の震度1の地震では,益城町の被災家屋が倒壊した.さらに,最近になって,戸が閉まりにくくなったとか,道路の凸凹が目立つようになったという話をよく聞く.車で走っていると路面から伝わる振動が大きくなったのは事実である.熊本では,震度1でもテレビで報道される.ところが,身体に感じる余震があってもカウントされないこともあり,実際の余震回数はもっと多いはずである.
歪開放が完結し,「当分は日本で最も安全な土地」になるのはもっと先の話のようだ.