「大瀬地区ならではの取り組みに、感謝!感謝!」
「郷土の食文化に触れよう!」
◇小:1/31 全校児童による「豆腐づくり」
◇中:2/10 1年生による「こんにゃく・じゃこしいたけづくり」(+いちご大福)
程内地区の方々や、民生児童委員の皆さんのご尽力により実施。大瀬地区だからできる事業です。食文化に触れると同時に、地域住民の温かさにも触れる活動でした。他の地域では、ここまでは!?
JP・JAでの児童生徒の作品展示も、他の地区ではあまり見られないことかもしれません。足をお運びの際は、ぜひご鑑賞ください。
【大瀬ならではの取り組みは…?!】
◇コミスクだより(大瀬自治センター報)の掲載(2か月に1回程度)
◇中学校での未来塾(地元学)「先輩からのメッセージ」
※ 第7弾(3月10日)「違いを受け入れ、共に生きる社会に向けて」
※ 第8弾(10月あたり)(邦楽演奏家) 午前は、大瀬小での演奏も予定!
旅立ちの季節! 卒業する大瀬っ子が、それぞれのステージで輝きますように!
5年次もよろしくお願いします。
「本年も、ご協力のほど、よろしくお願いします!」
旧年中は、コミスクへのご支援、ご協力をいただきありがとうございました。今年も、様々な形で、応援をよろしくお願いします。昨年を振り返ってみますと(抜粋)・・・・ 〔中:中学校 小:小学校 〕
小:桃講座(10月)
小:小田川水害(10月)
中:程内地区でのそばの実脱穀(11月)
小:大瀬の館講座(11月)
中:未来塾(3月)
小:平和学習(5月)
小:いちご講座(6月)
中:未来塾(10月)
小:しゃぎり講座(11月)
小:獅子舞講座(11月)
3学期には、小・中学校での「郷土料理づくり」、小学校での「暮らしの今昔講座」、中学校での「未来塾」などを計画しています。皆様のご協力により、郷土愛が育まれ、また、今後の生き方について考える(特に中学生)一助になればと考えています。アイディアや人材推薦等があれば、ぜひお知らせください。コミスクの活動(今年度が4年次)が、5年次に向けてさらに発展・充実しますように・・・
「自然は、色々なことを教えてくれる!」
令和4年3月(コミスク1年次)にスタートした大瀬中未来塾。10月16日(水)に第6弾を実施しました。中野地区にお住まいの講師にお願いしました。
◇学業を終えると、化粧品会社に就職し、研究開発や技術指導に携わっていたとのこと。台湾、中国をはじめ、東南アジア、西ヨーロッパにも出張されていたようです。日常会話的な内容は英語である程度理解きるそうで、羨ましい限りです。
◇当日は、乳化(本来混ざり合わない水と油などの液体が、混ざり合う現象)について学習しました。その一例として、マヨネーズ作りに挑戦。キュウリにつけ試食。さて、お味は? 家庭でもお試しあれ!
◇こんな進言をいただきました。
〔自然を観察するときには?〕
① なぜ?を見つけよう ⑤⑥は割愛!
② 〃 確認しよう
③ 〃 分析しよう
④ 〃 想像しよう(利用できるか)
⑤ 〃 作ってみよう(失敗しても大丈夫。次は失敗しない。)
⑥ 〃 応用してみよう
〔物事を見るときには?〕
① 鳥の目線で高所から見る
② そばに近づき細かく見る
〈二つの見方が大切!〉
◇ヒノキを水蒸気蒸留した後の香りは?
香水は、このようにして作られるようです。機会があれば、他の植物の香りも味わいたいものです。
◇さらに研究したかったことは、シロアリの活用法とか。後継者に期待したいところです。
※普段の授業では味わえない新鮮さ、驚きがあったかと思います。様々な方々との交流を通して、興味関心、好奇心が高まれば最高ですね。
「夏のコラボ!・・・子どもたちと地域住民による共同作業!」
40日余りの夏休みが終わり、2学期がスタートしました。夏休み中には、子どもたちと地域住民との交流が行われ、8月3(土)・4日(日)には、大瀬地区、和田地区、川登地区では、クリーン作戦や笹飾り作りが実施されました。自治会の役員や民生児童委員、保護者の方々のご労苦に感謝します。(全地区で、何らかの交流活動があったようです。)
◇〔大瀬地区〕
元卓球場内で開会のあいさつ後、いざ出陣! 中学生も加わり、盛り上げてくれました。国道をはじめ、本町通り、村前方面への旧道沿いでのゴミ拾い・・・。クリーン作戦の後は愛護班活動として、川遊びやバーベキューが行われました。
◇〔和田地区、川登地区〕
和田地区では、上和田バス停に集合し、幹線道路を中心に実施。家族での参加もあり。川登地区では、地域の役員の方や保護者と共に、盆踊りに向けた笹飾り作りが実施されました。
◇海の汚染は深刻で、2050年にはゴミの量が、魚の重量を超えるとの試算もあるとか! いったいこのゴミはどこから?環境問題に関する学習は、全国津々浦々で行われているはずですが、実践となると? (大げさながら)住民を巻き込んで行動へと進展していけば最高です。
「平和学習(大瀬小5・6年生対象):戦争体験談を語る!」
5月15日(水)に、ゲストティーチャーをお迎えし、短歌を交えながら戦時中のことを語っていただきました。途中、ハプニングもありましたが、子どもたちは当時の様子や、親子の思いを感じとったのではないでしょうか 。
〔ゲストティーチャーの略歴〕
◇1932(昭和7)年8月、川登地区に生まれる。現在91歳。
◇1945(昭和20)年の終戦当時は、小学校高等科1年(現在の中学1年生)。
◇1947(昭和22)年4月、大瀬中学校3年生に進級(大瀬中第1期卒業生)。
◇23歳の時、理容学校へ。その後、野村町で修行。
◇1959(昭和34)年、理容院を開業。
〔今回、披露された短歌より〕
・幼な児を残す兵士のあいさつに涙ぬぐえり発つも送るも
・出征す子の名呼びつつバスを追う母の涙は路をぬらせり
・母さんと一声残して旅立てる兵士のほほに流る一すじ
〔子どもたちの感想より〕
○当時の遊びや奉安殿のこと、ミッチー館の由来など、分かりやすく説明してもらったので、たくさんメモができました。一番心に残ったのは、短歌です。そのときの状況やいろんな人の心情が表れていたと思います。
○ぼくが話を聞いて心に残ったことは、二つあります。一つ目は、戦争中は食べ物が少なかったことです。学校でも野菜を作っていて、たいへんだったなと思いました。二つ目は、兵士になる人たちを見送ることです。戦争がなければ、親子がいっしょにいることができたはずなのに・・・。
○遊びで戦争ごっこをするということは、それほど戦争の影響を受けていたということが分かります。食べ物も限られていたようです。今は何でも食べることができて、ありがたいなと思いました。
大瀬小での平和学習は、5・6年生を対象に2年サイクルで実施されています。6月の修学旅行では、福岡県の大刀洗(たちあらい)平和記念館を訪ねた由。事前の学習により、感じることも多かったのでは・・・。
6月には、和田(尾形農園)・川登(エコファーム)・程内(大程農園)の果樹農家の方々にお世話になりました。感謝!
「郷土愛を育み、生き方について模索する(特に中学生)」
5月10日(金)に第1回運営協議会を開催しました。今年度から6自治会長に委員になっていただき、新たな陣容でスタートしました。今年度の取り組み計画は以下のとおりです。「郷土愛を育み、生き方について模索する」子どもたちの支援ができればと思っています。
〔今年度の取り組みより〕
① ゲストティーチャーとしての授業参加
昨年度から食文化に関する授業も展開されています。
② 体験学習・見学学習の協力依頼
③ 保育園・小学校での読み聞かせ
④ 郵便局・農協での児童生徒の作品、「学校日記」の展示
⑤ 未来塾(地元学)「先輩からのメッセージ」の継続(中学校)
10月、3月に予定。
⑥ 子どもたちの見守り推進 (まずは子どもたちを知ることから!)
⑦ 環境整備の応援(PTA活動の支援)
⑧ クリーン作戦(可能な限り、各自治会単位で)の呼びかけ
小田地区から始まり、五十崎地区⇒大瀬地区⇒内子・立川・石畳地区と、順次スタートをきったコミスク。大瀬地区は4年目となり、地域の皆様のご協力により、軌道に乗りつつあります。今年度も、よろしくお願いいたします。今号では、3月11日(月)に実施した、大瀬中未来塾第5弾(講師:〔小田地区在住のデザイナー・作家〕)の様子を掲載します .
講師は、東京生まれの東京育ち。中高生の頃は、人と話すことが苦手で、学校に行くこともつらくなる、そんな学生生活だったとか。一念発起して、予備校を経て、美術大学へ。その後、クリエーター系の会社で働くが、超多忙な生活に疲れ、9年で退職。これからどうしていくかと奥様と考えた末、世界一周の旅へ。
2009年~2010年にかけ(11か月)、32か国を二人で回る。決して豪華な観光旅行ではなく、安い宿に泊まり(二人で1泊380円の宿も)、食事も市場のような庶民の場で取る。1年間の東京での生活費より安い金額で、世界を旅することができたとのこと。印象に残っている国は、シリア(中東)、ボリビア(南米)など。その後、松野町を経由して、小田地区に移住。
※後半は、生徒たちが用意していた質問に答える形で進行。
○世界旅行をして心に残ったことは ⇒人の優しさ、親切さ。
○世界を回ってその後変わったことは ⇒東京を離れて生きていけるという思いになった。人生の選択肢が増えた。
○絵を上手に描くには ⇒デッサン力を磨き、たくさん絵を見る。
○仕事でうれしく感じるときは ⇒やはり、ほめられたとき。
○大瀬地区の魅力は ⇒なんといっても小田川、旬の果物(特に柿は絶品!)。
○人生を楽しむには ⇒好きなことがあること。
生徒たちには、将来の生き方を模索する参考になったかと思います。世界を旅して、自分の選択肢を増やす子も出てくるかも? 日頃からしっかり学び、引出しを多く持った人間になりたいですね。