学校生活8日目からの様子をお伝えします。
ECマルタ校での授業風景もご紹介できるよう、引率の教員が写真撮影の許可を試みたのですが、世界各国の学生が集まる関係で、教室内での撮影が難しいため、アクティビティの様子を中心にお伝えします。
今週は、午前は学校でレッスンを受け、午後はネイティブ学生と一緒に校外アクティビティに出かけます。
レッスンではグループワークに加えて、個人発表に向けての準備も進めています。
「最初の頃に比べて、先生の話していることが、かなり聞き取れるようになった」 「文法の授業だけど難しいです」などさまざまな声が聞かれました。
日に日に成長している姿に頼もしさを感じます。
午後は、ハーバークルーズに出かけました。首都ヴァレッタの周りを一周する80分間の船上クルーズです。市内を歩いて見る景色とはまた違った、海からだけの壮大な景色が楽しめました。船内アナウンスで、地域の歴史と現在についての解説がありました。
午前のレッスンでは、グループワークで各テーマごとに話し合いをしたり、絵に描いて説明したりしています。世界各国の都市をどこか選んで発表するというテーマでは、東京を選びました。他国の学生と東京についていろいろと調べて、紙にまとめ、発表しました。授業中は日本語を使うことが許されず、がんばって英語を使うようにしています。
午後は、コミノ島へ海水浴に行きました。マルタ島とゴゾ島に挟まれて浮かぶ小さな島で、透きとおるような海の青さで知られています。地中海の透きとおった海水が流れこんだ海は、まるで水晶のようにキラキラと輝いており、息を呑む美しさでした。
午前のレッスンでは、日常生活のさまざまな場面に応じた表現方法を学び、それについてグループで話し合ったりしました。新しく知る単語や表現が多く、毎日がとても新鮮です。友だちも日に日に増えて、帰国してからもずっと親しくしていきたい友だちを作ることができました。
午後は、首都ヴァレッタで2時間半のフリータイムを楽しみました。お土産屋さんを順番に巡る人、念願のマルタ料理を食した人、カフェでゆったりとくつろぐ人など、みんなそれぞれの時間を過ごしました。ヴァレッタは、中世時代以降に建てられた多くの歴史的建造物が建ち並ぶ要塞都市で、街全体が1980年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
学校でのレッスンもあと2日となりました。
生徒は、「聞き取りができるようになって、すごく自信がつきました!」「マルタには長年の歴史があって、本当にどれをとっても絵になりますね」「高校卒業後、海外留学することを本気で考えたいと思います」「もっと話せるようになりたいです」 と最初の頃と比べて、かなり変化してきました。
午後は、「ザ・ポイント」という3フロアにわたり、カジュアルブランドが多数軒を連ねるショッピングモールに行きました。地元食材を扱った店、書店、カフェなどもあり、充実した時間を過ごすことができました。