2011.10.01 記念公演
川越キャンパス開設50周年記念につきましては、感慨が深いものでありました。
老齢の教授陣のパイオニア-精神に心をはせると深い感謝の念でいっぱいです。
お亡くなりになった、山本尚志先生は「技術屋は常に前向きになれ!」
早田保先生は、よく「人より早く会社で働け!」、
山下英男先生は、含蓄あるお言葉で「就職難に立ち向かえよ!」等等
当日に特別講演をしていただいた、「吉川弘之先生」は東大で「大越諄先生」の一番弟子であったそうです。
しかも、経歴・知名度からして、このようなVIPが我母校で講演していただく事にいぶかりを感じましたが、
若かりし時に母校機械工学科で臨時講師として約3年教鞭をとっておられたそうです。
このようなご縁は露知らず、記念講演で知ることになりました。
因みに小生は、放送大学の「設計学」で存じ上げておりました。
およその講演内容は、
技術の先進国である日本が今後どのようにイノベ-ションを展開していくべきか論じておりました。
感銘受けた思考展開として、技術革新のアカデミズムに関し3段階の機能が求められていることです。
①基礎科学、
②サポ-トする工学・技術、
③応用展開する技術
---これらが良くオ-ガナイズされるべきと説いておりました。
アンチ・ガタパゴラスなのですね。
長年インキ技術に携わっていた小生にとり反省や「おさらい」でありました