2011.07.04 寄付講座
平成23(2011)年度 総合講座D エンジニアのための文章講座 (講師:金沢賢)
……【スライドショー】は→こちら (MSのPower Pointが必要です)
・エンジニアの役割は情報(アイデア)を製品として具体化すること
・文章力とは情報を効率的に相手に伝えるワザ……エンジニアに強く求められる
①英語力(目標はTOEIC)
②変化へ対応する力
・仕事の進め方。世界標準はPDCA(Plan Do Check Analyze)
・よく考えて仕事をやる。カイゼン(改善)の大切さ
③文章力:情報のスムーズな流れを実現すること
文書(情報)によって、人=相手(読み手)を動かして、正しく間違いのない仕事をしてもらうこと
・正確に、要点を洩らさず、誤解されずに
・仕事を動かすこと=アクション志向だ
・情報は受け手によって判断される。相手に理解されなければ意味をなさない。
◆①冒頭案内……はじめに案内図/要約を示す
・ストライクゾーンを合わせる。読み手と理解力のレベルを明確に把握する。
・まず要約・全体像などを明らかにして、大から小への流れをつくる。
◆②重点先行……大事なことを真っ先に書く。最初の3行で勝負する
・重要とは相手(読み手)にとって重要なこと。重要度は相手によって判断される
・結論・問題点・主要課題・中心文(トピックセンテンス)など
◆③三等分割……分ければ分かる。ブロック単位に分割すること
・人間の認識能力から3は合理的・効果的な数字。マジック・ナンバー3とも
◆④短文連結……ショートパスで確実につなぐ。一つの文は長くても50字
◆⑤主題再現……時間を置いてくり返す。見直しをくり返す
・何回も見直しして書き直すこと
・エンジニアの世界:間違いは一度見直せば1/100に減る、二度見直せば、1/10000に減る