2010.06.02 特別講座
■ 特別講座 「我が企業人生 そして後輩へのエール」 講師:西山直行 (2010.6.2、6.9)
<理工学部 「キャリア形成・就職支援」総合A特別講座として開講された>
<日時> 2010.6.2 (水) 16:30~18:00、6.9(水) 16:30~18:00
<場所> 川越キャンパス 2107講義室
<聴講生> それぞれ100名ほど
西山さんの企業人生から、これから就職しようとする学生へ 学生生活の過ごし方、大学で学んでおくべきこと、
就職活動における企業の考え方、入社試験の心構え、また、入社してからは、企業とは、企業人としての心構え、等の講義が行われた。
①就職活動への助言(企業の選択、成績はいかにあるべきか、筆記試験要領ほか)
面接試験で聞かれること(資格、趣味、最近読んだ本の感想など)
②社会人になる心構え(企業が重視する資質、人間関係など)
③大学で学んできて欲しいこと(論文、レポートの書き方など)
①企業人としての心構え(学生と企業人の違い)
②会社の組織(各部門の業務内容)
③年功序列と成果主義の導入(考課、査定と昇格など)
④製品の価格構成(利益について、固定費と変動費、コストダウンと人件費ほか)
⑤商品の三要素(Q,C,Dなど)
⑥仕事の進め方と目標設定(夢の追求と目標設定、P-D-C-Aの循環)
⑦企業の技術者に求められること(利益への貢献、何をしたかの実績、信頼性とコスト)
⑧優良企業とは(他社に一歩先んじる先見性、特許などの知財と、これによるその製品価格を創造できる)
1日目の[就職活動への助言]では大学でも同様な説明を行っていると思うが、企業側からの本当に必要と考えている項目を示すことは有意義と思う。
(大学と企業では見方が違う?)
2日目では新入社員教育で話している項目もあると思うが、あらかじめ学生時代に聞いていると印象が強く、入社後即座に生かせると思う。
また、問題に直面したとき、内容より「どの本のどこを見ればいいかがわかればよい」とのコメントがありましたが、これは学生時代と大きく異なるところでしょう。
講演の合間、合間に日本(秋田)から台湾、中国へと生産地を移し、その時々の苦労話や賃金レートの比較、国民性などについてエピソード的に話されたが、
これからの人は海外との取引も多くなり参考になったと思う。