2024年度春季 東日本大震災 被災地のまちづくりを考え発信するスタディツアー
活動報告
伝えたいことを写真とともに
2024年度春季 東日本大震災 被災地のまちづくりを考え発信するスタディツアー
伝えたいことを写真とともに
株式会社KiTENの酒井さんにコットンを使った商品を紹介していただいた場面です。和綿を使用することで、美しい生成り色のバッグが完成しており、販売が再開されたらぜひ購入したいと思いました。
酒井さんが、オフィス移転先として選んだ廃校の大野第二小学校の写真です。人々の活気を取り戻したいという思いから、この場所を選んだとのことです。起点はコットン製品を扱う会社ですが、コットンに限らず町全体のことを考えて活動している姿が印象的でした。
コットン畑で自分自身が初めて綿花を見て触れた際の写真です。畑に行く前に、オーガニックコットン製品の未来、サスティナブルを意識した意思決定について話を聞きました。そのため、実際に綿花に触れたときには、小さな温もり以上の思いを感じることができました。
何か一つのものを選んで購入する際に、たとえそれが小さなハンカチやタオルであっても、この経験を通じて手を止めたり、悩んだりする瞬間が必ず訪れると感じました。私にとって、この体験は大きな一歩となりました。
震災後に建設された小名浜冷凍冷蔵工場と、小名浜港を訪れた際の写真です。小名浜冷凍冷蔵工場では、サバ、アジ、サンマなどの魚を傷がないか確認し、大きさごとに選別しています。温暖化の影響で、採れる魚が変化しています。福島の漁業は風評被害から立ち直りつつありますが、環境の変化による影響も大きいと感じました。
こちらは、放射性物質検査室の写真です。現在でも自主検査が行われており、国の放射性物質基準値の半分を基準としています。検査機は6台あり、そのうち2台が非破壊のものであることも印象的でした。福島で漁業に携わる人々の安全性に対する取り組みを知った後に食べた海鮮丼は、非常に感慨深く、格別に美味しく感じられました。
これは、震災遺構となった浪江町立請戸小学校で撮影した写真です。東日本大震災による津波の影響で、校舎の複合盤が傾き、津波の恐怖とその被害の大きさを実感しました。請戸小学校では、床や天井が失われた教室や、津波の力で波に打たれたように変形した建物が目立ち、静寂の中に震災の爪痕が色濃く残っています。この地点を歩いてみて、震災がいかに私たちの生活を変えたかを強く味わいました。
請戸小学校は震災当時、全員が無事に避難できた場所でもありました。この経験を通して、震災の記憶を風化させないために、多くの人にその現状を伝え、共有していくことの重要性を感じました。
災害の恐ろしさや教訓を、単なる過去の出来事としてではなく、実際に痕跡を目の当たりにすることで学ぶことの意義を再確認しました。今後は、この貴重な体験を基に、日々の生活や防災意識に活かしていきたいと思います。
こちらは、津波によって破壊された請戸小学校の教室から青空を望む写真です。津波は2階まで押し寄せ、小学校は激しく損壊しました。その現場を目の当たりにしたとき、「あまりにリアルな津波の破壊力」に衝撃を受けました。
震災当時、教師や地元の方々の助けにより、児童全員が無事に避難できました。しかし、請戸地区全体では、津波によって約100名の尊い命が失われました。請戸を訪れたことで、普段の生活の中で意識する機会が少なかった命という尊い存在に対し、深く考え直す必要を感じました。
現在、請戸地区は津波の危険により災害危険区域に指定され、ほとんどが更地となり、人が住むことができません。その中で、請戸小学校の姿は、過去を遺し続ける意義を私たちに伝えています。この経験を通じて、私もまた、一人でも多くの人を助けることができる存在になろうと心に誓いました。
この写真は浪江町の請戸で撮影したものです。ここには活気のある集落がありましたが、2011年の津波で壊滅的な被害を受けました。再び津波の来る恐れがあることから、現在の請戸にはほとんど何も建っていません。その中に、新たに建てられた神社が静かに佇んでいます。この神社は、未来への祈りを込めて建立されたものです。毎年ここで執り行われるお祭りは、地域の人々がふるさとを忘れずに生き続ける決意の表れであり、震災の記憶を次世代へと継承する大切な役割を果たしています。この神社が希望の象徴となり、訪れる人々の心の拠り所となることを願っています。
オリーブ畑を訪れ、木の周りに肥料を埋めた時の写真です。肥料は小石のような形をしており、想像していたものとは異なっていたため、とても興味深く感じました。
松崎さんからオリーブ商品の説明を受け、皆が購入を考えている場面です。
実際にオリーブの木を見たり、畑を綺麗にするお手伝いをした後に商品を手に取ると、普段の買い物とは違う特別な感覚がありました。商品から香るオリーブの良い匂いや、尊敬する松崎さんから直接商品を受け取るという貴重な体験ができました。
これは、スタディツアー後に開催した調理会の写真です。今回のスタディツアー参加者のうち9人が参加し、前回のツアーからも2人が加わりました。さらに、元SONYボランティアの大瀧さんにもご参加いただきました。
いわき市から届いた食材を使って調理し、食事を楽しみました。実際に料理を作り、味わうことで、福島県についての理解を深め、改めて考えるきっかけになりました。