2021.12.08SAT

TGLキャンプ「バーチャル日本ツアーガイド」(オンライン)を開催しました

12月18日(土)に、オンラインでTGLキャンプが開催されました。

今回のキャンプは「バーチャル日本ツアーガイド」というテーマで実施され、国際交流や語学留学に興味を持つ全学の学生34名が参加しました。

ガイダンスの後、参加者はまずブレイクアウトルームに分かれ、やさしい日本語による自己紹介をします。英語、中国語、ドイツ語などの外国語ではなく、日々使っている日本語を操って、日本語を学んでいる方でもわかるようなやさしい日本語を用いて、「個人情報」「大学生活」「最近の出来事(大学以外)」について話し合います。様々な学部からの参加者がいますが、「アルバイト先で昇進した」「友達とルミナリエに行った」など、大学生生活についてのエピソードを語り合いながら、グループを築き上げます。

「バーチャル日本ツアーガイド」キャンプでは、来日・日本在住の外国の方を対象に、国籍、日本での滞在時間などを想定し、一つのテーマを選び、観光ツアーや体験ツアーを企画し、その内容を詳しく調べて紹介します。オンラインという制約はありましたが、参加者全員がパソコンを利用しインターネットを駆使してたくさんの情報を集めていました。グループによっては、メンバーの留学生に「日本に来て驚いたこと」、「面白く感じたこと」などを意見を聞きながらテーマを決めアイディアをまとめていました。

最終プレゼンテーションは、メイン会場でそれぞれのグループが発表したうえで、外国の方が最も参加してみたいと思うツアーに投票を行いました。投票の結果、「日本の大学生を体験してみようツアー」が最も人気でした。朝大学の講義を受け、昼に皆で手作り弁当を食べ、3限を勉強した後にカフェでアルバイトをし、夜友達と居酒屋で雑談しながら晩ご飯を楽しみ、終電の前に電車で帰宅するという日本の大学生の1日を体験できるツアーです。その他、「東洋大学周辺ツアー」を楽しめるツアーは、わずかの差で2位に選ばれました。また、ジブリに出てくる料理、放課後と休日で楽しむ日本の観光ツアー、バーチャル日本伝統文化体験ツアーなど、様々なテーマに関する内容が発表されました。

グローバル化の進展に伴い、日本に在留する外国人数は300万人に上り、日本国内にいても外国人と接することは日常的になります。日本ツアーのガイドになったつもりで、日本での生活や仕事をする上で役立つ情報を収集することを通じて、「日本」に対する理解を深めます。そうすることによって、様々な背景を持つ人と情報交換をし、助け合い、多文化共生社会の形成にポジティブな態度が取れるよう願っております。 

国際教育センターでは、引き続き、新しい出会いから学びが生まれる場を提供していきます。皆さんの積極的なご参加をお待ちしております!(講師:陳秀茵) 

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